目覚めたのは遺体安置所!徘徊している化け物は・・・。
ど~も!定期的にホラーブームが来るぷちなまです。
今回遊んできた作品は、廃墟となった病院の遺体安置所から逃げ出す作品「Escape/脱出」。
一人称視点で恐ろしい敵から逃げまくるサバイバルホラー作品になります。
日本にはない世界観と過激な描写が、プレイする人を選ぶ作品なのかもしれません。
今回はitch.ioで無料配信されているベータ版をプレイ。(製品版はsteamで2021年2月配信予定らしいです。)
それでは死体だらけの場所で恐ろしい敵から逃げる「Escape/脱出」の面白さと怖さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。
Escape/脱出はどんなゲーム?
まずは「Escape/脱出」がどんなゲームかざっくり説明しておきましょう。
一人称視点で主人公を操作し、古のコインと脱出のためのヒューズを見つけて不気味な空間から脱出するサバイバルホラーゲームになります。
操作は簡単で、マウスで視点を操作しながらWASDキーで移動、アイテム使用はTABでウィンドウを開いて使用。
Shiftでダッシュもできますが、ゲージを使い切ると回復するまで走ることが出来なくなるのでご注意を!
徘徊する恐ろしい敵に捕まらないよう、脱出しましょう!というゲームです。
Escape/脱出の楽しみ所!
廃病院の遺体安置所という恐ろしいステージ
主人公の目が覚めると、そこは不気味な像が置かれた牢獄の中。
一歩外に出ると、そこは荒れ果てた石造りの室内。奥には遺体が安置されています。
棚の上に置かれたナイフで、遺体の縫合された腹部を開けることが出来るのがこの作品の個性。
そして目覚めた部屋を出ると、作りこまれたマップは廃墟らしさと何かが潜んでいそうな雰囲気がしっかりと伝わってきました。
もちろん奥には恐ろしい存在が待っています・・・。
元患者?管理者?ゆっくりと迫る不気味な生物。
不気味で荒れ果てた広いマップをさらに奥に進むと、突然現れる不気味な大男。
その姿は見るからに恐ろしく、闇に包まれた目と剥がれてむき出しの口でいきなりプレイヤーに襲い掛かってくるのでかなり怖い!
探索をしていると急に明かりは点滅しだし、ドクンドクンという激しい心音が。
「ガチャリ」とどこかでドアを開けているような音も聞こえ、先に進むことを躊躇わせる演出は恐怖心を何倍にもしてきます。
服装から元患者なのか元医者なのかわかりませんが、プレイすることでしか味わえない緊張感を体感していただきたい・・・。
静かな空間から不安をあおる音の演出!
舞台が廃墟となった病院ということもあり、BGMはかすかに風らしき音が聞こえる程度。
他には主人公が歩く時の音やドアを開いた時の音だけが鳴り響きます。
静かな空間というのは、ちょっとの物音が恐怖心をあおってくるんです。
脅威となる存在が近くにいると心音と共に明かりが点滅するなどの演出はあるのですが、音で場所の察知をすることが難しいので、気付かないうちに真後ろまで迫ってきているなんて事に・・・。
Escape/脱出のここが残念・・・。
閉鎖空間で静かな恐怖が詰め込まれている作品なんですが、それが不便なところでもあります。
BGMや明かりの点滅などで敵との距離はある程度わかるものの、かなり近くまで接近されていても視認するまでわかりません。
いつ襲われるかわからない怖さは、恐怖感を与えてくれる良い部分でありながら、クリアを困難にする残念な部分でもありました。
ベータ版の作品なので30分ほどで遊べる短さは仕方ないです。
ストーリーなどは見えてこなかったので、製品版を期待しましょう。
まとめ・感想
不気味なマップと静かな怖さがしっかり伝わってくる「Escape/脱出」は、声も出ないほどの怖さがあるホラーゲームでした。
登場してくる恐ろしい像やコインの背景はわかりませんが、音や追われる恐怖が主なホラー作品とは違った怖さが体感できます。
2021年2月にsteamで配信予定の製品版では、廃屋となった病院の他に、謎の邸宅や古代のダンジョンなどのマップもあるらしいので、真相ややりごたえはそちらの方に期待しましょう。
itch.ioというサイトで無料で遊べるので、PCゲーマーはこのベータ版を遊んで伝わらない恐怖を体感していただきたい。(※itch.ioの使い方・注意点の記事はこちらから)
最後に「Escape/脱出」のダウンロードリンクを張っておきますので、興味を持った方はのぞいてみてください。(「Escape/脱出DLリンク)