世界を救う運命が決められた巫女。恋が作り出す新しい未来!
ど~も!ぷちなま(@Gamer’s Life)です。
今回プレイしてきた作品は、現実と夢で別の一面を見せてくれるヒロインの物語「でじゃびびっど!」
制作者の同人サークル「Enharmonic☆Lied」(えん☆はり)/向風鈴氏が配信されている、フリー恋愛ノベルゲームになります。
現実世界ではツンツンしている幼馴染の美少女が、夢の中ではデレデレしてくれるというラブコメ作品なのですが、そんな単純な物語ではありませんでした。
神社の一人娘として生まれたヒロインが、背負っている重すぎる運命がヤバすぎる・・・。
ちなみにあなたはツンとデレ、どちらに萌えますか?
それでは巫女の少女と幼馴染の主人公の恋愛を描いた作品「でじゃびびっど!」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。
かんたんなストーリー紹介!
「私ね、世界が世界が壊れるその瞬間まで、あんたといられて幸せだった」
主人公の文吾(ぶんご)は写真部に所属している普通の高校三年生。
同じ写真部で幼馴染の「蝶谷愛理(ちょうやあいり)」は、顔を合わせるごとに強烈なライバル意識を燃してくる。ある意味「天敵」というべき存在なのかもしれない。
そんな日々の中、文吾は大きな悩みを抱えていた。
最近ほぼ毎日、夢の中に愛理が登場してくる。
いつもはツンツンしている幼馴染が、夢の中ではデレデレしているのだ。
そして、その夢は予知夢のように・・・。
「でじゃびびっど!」の楽しみ所!
ツンとデレ!別人とも思えるヒロインの魅力!
まずはヒロインの「蝶谷愛理」の魅力について語っていきましょう。
蝶谷神社の一人娘で巫女の愛理は文吾にライバル意識を燃やしているせいか、かなりツンツンした態度をとってきます。(可愛いのに・・・。)
しかし夢の中では積極的というか・・・。甘えん坊というか・・・。
されたらドキッとするようなデレ言動を積極的に行ってくるんです!
現実の冷たさと夢の中の甘えた行動が同時に体感できるところに心が揺さぶられました。
想像してください。 あなたに冷たい態度をとってる美少女が、夢の中で可愛くデレてきたとしたら・・・。
意識せずにはいられないでしょう? そんな魅力をまずは体感しましょう!
明らかになっていく予知夢の真実!
文吾が毎日見る様になってしまったデレ愛理との夢ですが、予知夢のように現実でも同じ場面に遭遇してしまいます。
しかし夢とは違って、愛理がデレる事もなければ同じ展開が待ってるわけではありません。
急な雨に降られて相合傘、木登りからの転落、デートなど、様々なシチュエーションで愛理の2つの顔が楽しめます!
そして後半にはこの予知夢が作られたものだという事がわかり、物語は一気に加速!世界の運命をかけた壮絶な物語へと進んでいきます。
世界を救うか、好きな女の子を救うかの究極の選択を迫られるところまで発展していきました。
天才巫女として持っている愛理の能力とは・・・。
世界が少しずつ崩壊していく驚きのストーリー!
現実の世界でライバル視してくる愛理、夢の中でデレてくる愛理、全く違う対応の愛理を見て恋に落ちていく文吾なのですが、所々会話の中で愛理は気になる発言をしていました。
「龍脈が不安定」「記憶の改変」
そして高校卒業と共に世界を救うため、隔離された空間で祈祷を行う重要なお役目がある事を知ってしまいます!
高校卒業までのわずかな時間を一緒に過ごし、やってくる選択の時・・・。
あなたは世界と好きな女の子のどちらを選びますか?
不思議な恋愛から始まる予想外の結末、文吾が予知夢を見てしまう理由は、実際にプレイしてご確認を!
「でじゃびびっど!」のここが残念・・・。
グラフィックも美しく、驚かされるストーリー展開を楽しませてくれる「でじゃびびっど!」は、不満に感じる部分はないほど完成度の高い作品でした。
一つだけあげるとすれば私生活でよくない反応をされた時、その人のデレ行動を妄想して楽しんでしまう事でしょうか?
プレイ後にコンビニに行った時「この人がデレたらどんな感じなんだろう?」と妄想して、かなり気持ち悪い奴になっていた事でしょう・・・。
プレイした方は、このようなことがないようにお気を付けください!
まとめ・感想
予知夢から始まっていく恋愛と、世界の運命を左右する選択を迫られる「でじゃびびっど!」は、何度も衝撃を与えてくれる名作でした!
愛理のライバル視→甘えてくる→冷たい反応→デートと言ったツンとデレの波状攻撃は、今まで味わったことのない可愛さを感じさせてくれます。
予知夢の正体やその理由、そして究極の選択といった驚きから感動の結末に持っていくストーリー展開は、素晴らしいとしか言えないです!
クリア後に幼馴染か世界かで考えさせられながらも、愛理の可愛さだけが頭にこびりついていました。
おまけで見れる制作者様のあとがきやイベントCGも非常に面白いので、クリア後は必ず見てみましょう。
最後に「でじゃびびっど!」のDLリンクと、制作者の向風鈴氏のサイト・Twitterのリンクを貼っておきますので興味がある方は覗いてみてください。(「でじゃびびっど!」DLページ/サイト/Twitter)