辛い現実と楽な夢の世界。あなたはどちらを選びますか?「夢溺れの深海魚」【感想・評価・レビュー】

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深い深い眠りの中。1人の少女の運命が決まる!

ど~も!最近いい夢を見れていないぷちなまです。

今回プレイしてきた作品は、不思議で綺麗な夢の世界の物語「夢溺れの深海魚」。

脳裏つづさんの想像力の深さを垣間見れるアドベンチャーゲームになります。

内容は不思議な夢の世界をうろうろしながら探索していく物語。

作中で登場する数多い本の中には、不思議でどこか怖いお話がたくさん綴られています。

それではある少女の不思議な夢の物語「夢溺れの深海魚」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。




かんたんなあらすじ紹介!

「その夜は、嫌な思い出が瞼の裏を泳ぐので」

「いつもより少し多めに薬を飲んで布団に潜った。」

不思議な部屋に辿り着いた。時間はAM3:07

不思議な存在に白い紙を渡された。紙にはAM3:08と書かれている。

「もうすぐ楽になれますよ。」

わたしは次の部屋へと進んでいく・・・。

「夢溺れの深海魚」の楽しみ所!

不思議で神秘的な世界観

夢の世界で訪れた場所は、白い不思議な部屋。

顔が見えない不思議な人物から受付票をもらい、次の部屋へと進んでいきます。

星の見える空に描かれた深海魚、時計と歯車が描かれたモノクロの部屋、数多くの本が眠る部屋など、神秘的で美しい部屋を探索していきます。

訪れる部屋で語られる物語や問いかけは、不思議で考えさせられるものばかり。

そんな中にも可愛さや美しさを感じとれる世界観は、脳裏つづさんの作品以外では味わえない最大の魅力です。

捨てられた本が休む場所に残された物語

複数の部屋を通り、たどり着くのは捨てられた本が休む場所。

そこには日記・手記・絵本・詩集を含む数多くの本が棚に並べられていました。

一つの部屋に10を超える物語が詰め込まれていて、中には絵本のように楽しめる物語もあります。

中でも印象に残っているのは「天使の恋の矢」という、堕天使が悪魔に恋をする物語。

悪魔を助けるために堕天使が「私が何でもするから・・・。だから悪魔を解放してあげて・・・。」と天使に頼んだ後、悪魔が言った言葉が意味深すぎるんです。

何度も読み返してしまうほどメッセージ性の高い物語ばかりなので、プレイする方はすべてに目を通しましょう。

選んだ選択で人生全てが変わるED

選んだ選択によって結末が変わる・・・。当たり前の事なんですが、「夢溺れの深海魚」では夢に落ちた女性の生死すら変わってきます。

たかが夢の中の物語なのに・・・。

辛い現実世界と楽な夢の世界。どちらが居心地良いかは人それぞれでしょうが、楽しい夢からは冷めたくないと思ったことは私はあります。

こういったエンディング分岐は珍しくないのですが、とても印象に残る部分だったので良い部分として上げさせていただきます。




「夢溺れの深海魚」のここが残念・・・。

意味深なタイトルの世界観をしっかりと表現できている素晴らしい作品ですが、残念だと感じる部分もあります。

それは誰にでもわかりやすく、伝わりやすい作品ではないこと・・・。

世界観や汲み取れた部分だけでも魅力は伝わってくるのですが、想像することが重要な部分もあるので万人に楽しめる作品ではないでしょう。

脳裏つづさんの他の作品に比べるとわかりやすい部分が少ないので、文章から物語を想像することをオススメします。(※ぷちなま的にはかなり好きな作品でした!)

まとめ・感想

始まりから色んな状況を想像させられた「夢溺れの深海魚」は、脳裏つづさんの想像力の豊かさが伝わってくる素晴らしい作品でした。

薬を飲まなければ眠りにつけない主人公、ステータス画面に描かれていた「わたし 迷子」の意味など、辛い環境で現実世界を生きているのかなぁ・・・。と想像してしまいます。

汲み取れる部分が多ければ多いほど素晴らしい作品になっていくと思いますので、気になる文章は何度も読み返して想像していただきたい。

全てのエンディングを回収した後も、もう一度プレイしてみたくなる作品でした。

最後に「夢溺れの深海魚」のDLリンクと、脳裏つづさんの公式サイト・Twitterへのリンクを張っておきますので、興味がある方は覗いてみてください。(「夢溺れの深海魚」DLページ/公式サイト/Twitter




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