地味な男が抱く殺意!そんな時幼女と出会う・・・。「えんかうんと」【感想・評価・レビュー】

PC

不思議なチカラを持つ少女。その正体は・・・。

ど~も!未開封ゲームの積みゲータワーに困っているぷちなまです。

こんかい今回プレイしてきた作品は、深夜に不思議な幼女と出会う物語「えんかうんと」。

5Z6Pさんが「ふり~む!」で配信されているビジュアルノベルゲームになります。

現状に不満を感じる主人公が、偶然出会った迷子の女の子と家を探しながら会話をし、不思議な体験をするゲーム。

自暴自棄の主人公を救うために現れた少女はいったい何者なのか・・・。

それでは幼女の前で泣き崩れる青年の物語「えんかうんと」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。




かんたんなあらすじ紹介!

大学受験に失敗し、フリーターの主人公は、家とバイト先を往復する繰り返しの日々を送っていた。

バイト先の後輩にも馬鹿にされ、弱者として生きる意味を見いだせない。

腹の底に渦巻くような閉鎖感。「…誰でもいいから、殺してぇな」

そんな主人公のピークは小学生のころ、公園で見知らぬ女の子を助けた事がある。

時間は深夜。誰もいない帰り道で、道端に小さなキーホルダーが落ちているのを見つけた。

それは酷く汚れたウサギのキーホルダー。「拾ってくれたの?」

そこにはランドセルを背負った一人の少女が立っていた・・・。

「えんかうんと」の楽しみ所!

何をやっても上手くいかない主人公の絶望

全てが上手くいかず、目的も生きる楽しみもなくなってしまった主人公。

頑張っているのに誰にも気付かれない・・・。上手くいかない・・・。

「こんな人生が嫌で、俺をこんな風にした全部が憎くて、殺してやりてぇんだよ!」

挫折を経験したことがある方なら気持ちはわかるでしょうが、何も行動できないのに不満ばかりをため込んでいくダメ人間。(ここまで思いつめることは少ないでしょうが・・・。)

「えんかうんと」の主人公は、そんな人間臭い部分が見えてくる劣等感の塊のような人間なんです。

そんな主人公を通して、現状は心の在り方一つで変えられるという事をみせてくれるので、プレイされる際は主人公の心の変化注目してみてください。

謎で不思議な可愛い少女

深夜の人気のないところに現れた不思議な女の子なんですが、素朴な感じが非常に可愛い!

ランドセルを背負っているという事は、小学校が終わって家に帰ってもいないのでしょう。

そんな女の子と深夜に出会う確率は、限りなく0に近い。

不自然な状況での出会い、変わらない表情、ちょっと怖い印象だったんですが、主人公との関係を語り始めた頃には印象がガラリと変わります。

主人公の心を癒すように頭をなでてくれたり、笑顔を見せてくれたり可愛さ全開!

「いたいのいたいの、とんでいけ(ボイスあり)」 マジで癒されます!

少女の正体は・・・。意味深なエンディング。

「えんかうんと」には4つのEDがあり、2つは主人公に不幸が起きるバッドエンド。

少女に聞かれた「殺したいの?」の質問に、どう答えるかで分岐するEDは不思議な結末を迎えます。

少しネタバレしますが、「小さなカミサマEND」「抱え込んだ呪いEND」の2つなんですが、どちらも謎が残りました。

話の流れからこの少女は主人公が子供のころに助けた女の子だと考察できますが、当時から姿が変わっていないのはなぜなのでしょう?

その年齢の時に亡くなっているのか?もとから神様で、人間に見つかったところをいじめられていたのか?

カミサマというEDと呪いというEDからその正体は・・・。ぜひともプレイして考察してみてください。




「えんかうんと」のここが残念・・・。

短いストーリーでホラーっぽさと心温まるEDがまとめられているのですが、説明不足な部分が多くあるのが非常に残念・・・。

主人公の望んだことを叶えてあげるような行動をしていることから恩返しに来たとは思いますが、多くの事は謎のまま。

もう少し考察できる部分があったら、さらに楽しめたと思えるのが残念です。

まとめ・感想

深夜にランドセルを背負った少女と出会う不思議な物語だった「えんかうんと」は、プレイした後になぜかほっこりする面白い作品でした。

文章を読んでいくだけのノベルゲームなんですが、先に進めない人間の葛藤が至る所で見えてくるので、共感してしまう部分もありました。

約20分ほどで終わる短さでも物足りなさは感じないほどまとまっていたので、一度プレイしてみていただきたい。

最後に「えんかうんと」のDLリンクと5Z6PさんのHPのリンクを張っておきますので、興味がある方は覗いてみてください。(「えんかうんと」DLページ/HP




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