「メルヘンメイズ」少女は鏡の中の世界を救う!【感想・評価・レビュー】

アクション

不思議の国、メルヘンな世界は最大の危機を迎えている!

今回紹介していくレトロゲームは、1988年にアーケードで人気になり、PCエンジンに移植された「メルヘンメイズ」。

可愛いキャラが動き回るアクションシューティング作品になります。

不思議の国のアリスを題材にした鏡の中の世界を、主人公の少女「アリス」がシャボン玉の出る魔法のストローで進んで行く物語はシンプルな操作ながら難しい!

可愛い世界観とBGM、可愛らしい姿をした主人公とは裏腹に、多くのプレイヤーを発狂させてきた作品でもあります。

アーケードから移植にあたり、大きく変更された部分も紹介していきます。

今回は私の思い入れの深いアーケード版を移植したWiiのバーチャルコンソール版を軸に書いていきましょう。

それではレトロゲーの中でも屈指の名作「メルヘンメイズ」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。




かんたんなストーリー紹介!

絵本や空想が大好きな少女・アリス。ある日の夜、ベットで眠っていると、どこからか聞こえてる声で目が覚めた。

「アリス、ねぇアリス。」その声は鏡の中から呼びかけてきている。そして姿を現したのは鏡の世界の守護者・時計うさぎ。「たすけてください。私たちの国が何者かに侵略されてしまいました。」と、悲痛な叫びを訴えかけてきている。

鏡の世界には住人と話が出来る人にしか入ることは出来ないらしい。

半ば強引に鏡の世界へと連れてこられたアリスは、鏡の世界を救うために9つの国へと旅立つ。

この作品の楽しみ所!

不思議の国のアリスの可愛い世界観

まずプレイし始めると最初に感じるのが可愛い主人公のアリスと、カラフルに彩られたステージなどが目に飛び込んでくると思います。

金髪ツインテールに、まるでメイドのような赤い服が幼さを強調し、武器のストローを加えて移動する姿はレトロ界の萌えキャラと言っても過言ではないでしょう。

また、限られた移動スペースしかない各ステージは、その国が表すキャラや背景などで、まるで絵本の中のような世界を演出してくれています。

登場する敵は見た目も可愛く、キャンディを放ってアリスを落とそうとしてくるところも不思議の国の世界観がしっかりと表現されていました。

こういった各ステージのキャラや背景など、メルヘンメイズが表現している全てに注目してプレイしていただきたいと思います。

シンプルながら難しいゲーム性

プレイヤーが操作していく「アリス」が行える行動は、シャボン玉を飛ばすこと(溜め打ち可能)とジャンプをすること。

この二つの操作ながら、いやらしく構成されたフィールドに襲い掛かってくる敵が加わることで非常に難しい作品になっています。

メルヘンメイズの大きな特徴として、敵の攻撃に被弾しても死ぬことはなく、アリスが弾き飛ばされるだけなのですが、フィールドから落ちると即死です。(アーケード版では制限時間終了後に現れる敵にあたると死ぬ。)

「敵にあたっても死なないのなら、楽勝じゃないの?」そう思った方もいるでしょう。私も初めてプレイした時、序盤でそう思っていました・・・。

限られた足場に加えて、後半に進むごとに畳みかけてくる敵の大群を前にしたら同じセリフは吐けなくなるでしょう。

現代ゲームの超高難易度とは違う、プレイヤーへの挑戦状のような難しさを体感してください。




ココが違う!アーケード版とPCE版

移植作品となるPCエンジン版ではアーケード版と大きく変更されている部分が多いという事は冒頭でもお伝えしましたが、ここではその変更点を説明していきましょう。

まずは視点がクオータービューからトップビューに変わった事が大きな変更点の一つではないでしょうか?

アーケード版のクオータービューでは右上に向かって進んで行くのに対し、トップビューでは上に向かって進むことが出来ます。(最初の画像がアーケード版、次の画像がPCE版)

そして、各ステージごとにそれぞれの国に合ったギミックや敵が登場するのですが、移植されるにあたって大きな変更が加えられている事にも当時は大きな反響を呼びました。

アーケード版とは大きく異なり、PCエンジン版の9つの国は一部を省いてオリジナルのステージが用意されています。

アーケード版では「おかしの国・おもちゃの国・つみきの国・きかいの国・そらの国・びっくりの国・むしの国・へいたいの国・女王の国」の9ステージ。

それがPCエンジンに移植された作品では「おもちゃの国・きかいの国・みどりの国・こおりの国・じかんの国・みずの国・そらの国・かがみの国・女王の国」と、最初と最後のステージ以外は新しいものだという事がお分かりになるでしょう。

配置や敵の数も変更されているので、PCエンジン版の方が比較的難易度はかんたんになっています。

他にもPCエンジン版ではキャラクターイラストも変わり、制限時間が無くなるなどの変更もされています。

今回アーケード版の画像に使っているのは、Wiiのバーチャルコンソールで販売されていたもので、アーケード版の完全移植となっていたので本当の難しさが味わえるのではないでしょうか?(ただ、現在ではwiiショッピングチャンネルはサービス終了しているので、購入されていなかった方は入手不可能なのが残念・・・。)

まとめ

レトロな作品ながらも、不思議の国のアリスの世界観をしっかりと表現できていた名作「メルヘンメイズ」は、興味を持った未プレイの方にぜひ遊んでほしいソフトの一つ。

今でも多くのレトロゲーマーに根強い人気を誇る神ゲーです。

出来ればアーケード版の綺麗なグラフィックと、斜めに移動しながら動く床に飛び移る難しさを体感して欲しいです。

同じ作品でありながら、アーケード版とPCエンジン版は別物と思ってもいいほどの変更が加えられているので、どちらか遊んで面白かったらもう一つの作品にも挑戦していただきたい。

もちろん当時にアーケードでプレイしていた方も、思い出を蘇らせながら再度プレイしていただきたいですね。




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