幸せを求めた先は闇!少女の求めた愛?はどこに・・・。「僕が僕を」【感想・評価・レビュー】

PC

希望に満ち溢れて誕生した少女。現実は・・・。

ど~も!辛すぎるゲームに出会ってしまったぷちなまです。

今回プレイしてきた作品は、脳裏つづさんの「ふり~む!」初配信作品「僕が僕を」。

愛というものを題材にしながらも、暗くいたたまれない気持ちにさせられるホラー風アドベンチャーゲーム。

15分ほどの短い作品ながら、内容は重くて深い病みゲーです。

「愛?」をどのように扱うかで迎える5つのエンディングは、どれも考えさせられるものでした。

それではさまざまな愛の形と闇が見えてくるホラー風アドベンチャーゲーム「僕が僕を」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。




かんたんなあらすじ紹介!

「当選おめでとうございます!」

「あなたは世界に選ばれた、唯一無二の存在です!」「幸せな人生を謳歌してください!」

ぼくは不思議な部屋に辿り着いた。

そこは天使のような人たちがたくさんいる。

その部屋は「たのしい人生1」というビデオが流れていたり、「幸せな人生の作り方」の本があったりと、素晴らしい未来を想像させられる場所。

そしてぼくはその部屋から生れ落ちる・・・。

「僕が僕を」の楽しみ所!

人間的な怖さを感じる物語

物語が始まると、台所や冷蔵庫がある家庭のような部屋に降り立ちます。

そこにはぼくに無関心な両親のような存在がいて、テーブルの上には「愛?」が置いてありました。

幸せな未来を想像させられる最初の部屋とは違い、扉の向こうの世界は無関心・偏見・差別などの人間が与える恐怖の巣窟。

さらに奥の部屋には、人生の分岐点である学校や就職を想像させる部屋がありました。

クズ・気持ち悪い・可哀そう・社会不適合者・・・。

人間臭い言葉遣いで、人を傷つける言葉が至る所で投げかけられてきます。

壮絶ですが、惹きつけられる魅力がある不思議な物語です。

普通とはちょっと違った美術館の少女達

物語を進めていくと数ある部屋の一つ、美術館に辿り着くことが出来ます。

そこは美しい人生を生きた彼女たちの絵画を展示した場所。

飾られている絵画には可愛らしい少女達が並んでいるのですが、普通ではない少女ばかりなんです。

「愛を食す花」というタイトルの少女には手足がなかったり、「割れない(2)」というタイトルの少女には一つの体に2つの頭があるなど、明らかに普通の状態とは違う少女達が飾られています。

他にも「無菌室のお嬢」「殺戮の女王様」などの絵画も飾ってあり、その詳細がわかる絵画の説明では色んな怖さが感じ取れますよ・・・。

不遇の人生のようなストーリーをちょっと考察!

心無い言葉を投げかけられる病み深い作品ですが、最後までプレイすると一つの壮絶な人生を垣間見る作品だという事がわかりました。

初めに天使たちがいる部屋はおそらく母親の胎内で、扉を通る=生れ落ちるという事でしょう。

「当選おめでとうございます!」の言葉は、受精できた唯一の存在なのかな。

生まれる前は明るい未来、愛される人生を想像して誕生してきたのに、現実あまりにもかけ離れた残酷な環境だった・・・。という物語なんだと思います。

プレイした方は気付くでしょうし、考察というほどのものでもない内容ですが、深く・重く・考えさせられる内容だったので書いておきます。(※ぷちなまの勝手な考察なので、自身でも読み解いていただきたい。)




「僕が僕を」のここが残念・・・。

非常に短い物語ながら、一つの壮絶な人生をまとめられた素晴らしい作品です。

残念な所と言えば、TURUENDもどこか悲しい終わり方だったという事ぐらいでしょうか。

両親からもらった「愛?」を捨て、一人で歩きだす事は素晴らしくもあり、悲しくもある終わり方だったなぁ・・・っと。

どこかメルヘンで病み深い内容がしっかりとまとめられた作品なので不満点はなく、ぷちなま的には非常に満足度の高い作品でした。

まとめ・感想

初見プレイでは投げかけられる壮絶な言葉に衝撃を受け、全てのEDを見るための2周目からは物語の深さに驚かされた「僕は僕を」は、多くの方に体感していただきたい素晴らしい作品でした。

人生を描いた作品は数多くあるとは思いますが、生まれる前からの物語を表現されている作品初めてです。

夢や希望に溢れて生まれ、全てを打ち砕くような現実の物語をゲームとして体感できる作品は少ないでしょう。

脳裏つづさんのイラスト・世界観など、一つでも気になるようだったらぜひとも遊んでいただきたい。

最後に「僕が僕を」のゲームDLリンクと脳裏つづさんの公式サイトのリンクを貼っておきますので、気になる方は覗いてみてください。(「僕が僕を」DLページ/公式サイト




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