鬼が潜む館!そこでは人が消えていく・・・。「斧鬼~魍魎の棲む家~」【感想・評価・レビュー】

ホラー

多くの犠牲者を生んだ実験。歪んだ愛と悲しみの物語!

ど~も!ガチのホラゲーが怖すぎて、2D作品に逃げてきたぷちなまです!

今回遊んできた作品は、突如連絡の途絶えたお姉ちゃんを探すために鬼のいる洋館に迷い込んだ少女の物語「斧鬼~魍魎の棲む家~」。あるまソフトさんが配信された探索ホラー作品になります。

2Dグラフィックの可愛いキャラが登場するゲームなんですが、ホラー要素はかなりのもの!

探索する緊張感や追いかけられる恐怖はしっかりと作りこまれているうえに、ストーリーがしっかりしているので時間を忘れてプレイしてしまいました。

謎解きも難しすぎず、戦闘(敵から逃げる)も絶妙な難易度なので、アクションが苦手な方でも大丈夫。

約1~2時間ほどでクリアできる作品なので、緊張感のある恐怖を体感したい方にぜひプレイしていただきたい。

(現在、最新作の「怨溺-ONDEKI-」も配信されているのですが、そちらも面白いので要チェック!)

それでは少女が死体だらけの洋館の真相を解き明かすホラーゲーム「斧鬼~魍魎の家~」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。

※少なからずネタバレを含みますので、未プレイの方はご理解の上お進みください。




かんたんなストーリー紹介!

主人公のユイは、突然連絡が途絶えたお姉ちゃんを探していた。

この街で以前から頻発していた奇妙な失踪事件。

雑誌記者のお姉ちゃんが熱心に調べていた事件だった。

2018年8月28日、都内某所。ユイは探していくうちに、ある公園の奥に古びた洋館を見つけた。

そこは携帯の電波すら届かない不気味の洋館。庭のテーブルの上にお姉ちゃんが持っていたバッグが・・・。

すると突然、現れた斧を持った鬼のような存在。

「逃げなきゃ!」導かれるようにユイが逃げ込んだ先は、恐ろしい魍魎の棲む家だった・・・。

この作品の楽しみ所!

暗闇での探索・突如現れる鬼・・・怖ぇ!

今作の舞台となる古びた洋館内は薄暗く、2Dドットながらかなりの不気味さが醸し出されていました。

館の中にはいたるところに死体が散乱し、残虐な行為をした痕跡がいたるところにあります。

室内は暗く、限られた光で探索していくのですが、静かなBGMに加え、ギーギーと床のきしむ音や風の音など、細かい部分まで作りこまれているので恐怖心があおられる!

いつどこから現れるかわからない斧鬼!そもそも見た目が怖い!しかも速い・・・。そして追いかけてくるのは斧鬼だけじゃない!

出てきただけで心拍数が跳ね上がるのに、急に追いかけられる恐怖と言ったらそりゃあもう・・・。

剥製や鎧など、あるもの全てが襲ってくるんじゃないかと常に疑心暗鬼になってました。

操作が苦手な方はギリギリすぎる逃走と、迫りくる怖さから心を折られてしまうかもしれませんよ。

惨劇の中に秘められた悲しいストーリー

失踪した姉を探してユイが迷い込んだ洋館は、過去に失踪者が相次いだいわくつきの場所。

そこでは多くの人体実験が繰り返され、この世のものとは思えない化け物たちが館を徘徊しています。

中では研究員や子供達が残していた日記や手記から、その人体実験が非人道的で悲しい犠牲者を生み続けていた真相がわかるたびに怖さ以外の感情が生まれていきました。

もちろんホラゲーなのでかなり怖いストーリーなのですが、終盤で明かされる真実は救いのない悲しい物語に・・・。

そして斧鬼が生まれてしまった理由や、お姉ちゃんと斧鬼の繋がりも語られていきます。

プレイ中は考察を楽しみながら物語を進めていたのですが、その必要がないほど全てが語られているので、実際にプレイして直接読み解いていただきたいと思います。

謎解きはかんたん!でも難しい・・・。

ユイが迷い込んだ洋館ではさまざまな仕掛けが施されており、隠し扉やキーアイテムを見つけるためには多くの謎を解く必要があります。

その仕掛けは、人体実験が行われていることを隠し、被検体を逃がさないためのもの。

奥に連れ去られたお姉ちゃんを助けるためには、全ての謎を解かなければいけません。

謎解きは比較的かんたんで、入手したアイテムにひと手間加えたり、一度使ったアイテムが別の謎解きではカギになったりと、凝った演出なんですがヒントも非常にわかりやすかった。

中にはしっかりとヒントがあるのに難しい謎もあって、館の中を無駄に徘徊してました。

謎を解いて安心した瞬間、鬼が襲い掛かってくる場面もあるので気を抜かずに…。




この作品のここが残念・・・。

不気味な世界観や探索でしっかりと恐怖を感じることができ、登場人物の個性やしっかりしたストーリーを楽しめる神ゲー・・・。な・ん・で・す・が!

斧鬼に追われる場面では、理不尽なほどの初見殺し!足が速いうえに道まで塞いでくるので、初見でノーミスクリアはほぼ不可能でしょう。

いきなり現れる上に理不尽な妨害によって、怖さ・焦り・イラッなどの感情が追い付かずに心が折られかけました!

直前にセーブできる場所がある親切仕様なので、何度も繰り返していくとクリアできるんですけど・・・。

不満点ではないのですが、非常に悔しかったので残念なポイントに書かせていただきました。(ささやかな反抗・・・)

まとめ・感想

残酷で悲しい物語と化物が迫りくる恐怖を楽しめる「斧鬼ー魍魎の棲む家ー」は、製作者のあるまソフトさんのこだわりと努力が伝わってくるほど完成度の高い神ゲーでした。

緊張感が半端なく、追われる恐怖からお姉ちゃんを助ける目的を忘れてしまうほどプレイに必死!謎解きのヒントなど、大事な所はわかりやすく、こまめにセーブできるところも良かったです。

恐怖から悲しさに変わるストーリー、最後の最後で再び怖くなる王道ホラーにゾクッとしました。

クリア後のおまけ部屋で見れるキャラクターや開発の資料、メンバーの方々のコメントから斧鬼を大切に作ってきたことや、ユーザーを楽しませたいという気持ちがしっかりと伝わってきます。

約1~2時間でクリア出来るフリーゲームなので、興味がある方はぜひとも遊んでいただきたい!

※現在、最新作の「怨溺-ONDEKI-」が配信されているので、そちらも要チェック!

最後にあるまソフトさんのゲームのDLページ、Twitterのリンクを張っておきますので、興味のある方は覗いてみてください。(斧鬼 DLページ/Twitter




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