少女は食べられるために生まれてきた。「家畜娘に幸せを教える」【感想・評価・レビュー】

PC

人の姿の家畜がいる世界。暴走する欲望とやさしさの物語

ど~も!衝撃を受ける作品を見つけてしまったぷちなまです。

今回プレイしてきた作品は、人の姿をした家畜のいる世界が舞台の作品「家畜娘に幸せを教える」。

前回レビューした「欠損娘を慰める」の作者、あたまっと氏の最新フリーゲームになります。

可愛いイラストとは対照的に、内容はかなり衝撃的!

人の姿をしていても、家畜は家畜という残酷で悲しいお話・・・。

(※ネタバレの内容を含む記事なのでご理解の上お進みください。)

それでは人のやさしさと残酷さが込められた問題作「家畜娘に幸せを教える」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。

 




かんたんなあらすじ紹介!

友人に「市場にいかないか?」と誘われた主人公。

××ブランド肉の不良品が、比較的安くで出回ると情報をつかんだらしい。

そこは普通の市場と違い、路地裏を入ってしばらく歩いたところにある建物。

並んでいた加工前の牛娘は獣の耳と先の丸い角は生えているが、10代そこいらの少女の姿をしていた。

売れなければ食肉に加工されるらしい・・・。

主人公は、一匹の牛を買って連れて帰ることにした。

「家畜娘に幸せを教える」の楽しみ所!

人の姿の家畜が当たり前の世界観

「家畜娘に幸せを教える」の世界では、牛が少女の姿をしており、言葉を話すこともできればマナーも教えられている。

それが食用として存在する世界が今作の舞台です。

幼い少女と同じ姿の生物を解体し、食用として加工しているなんて想像しただけで胸糞でしょう。

現実世界では加工された状態の肉がスーパーなどに並んでいるので実感は薄れますが、元は一生懸命生きている命だという事を再認識させられました。

そして少女の姿をしているという事で、人間のもう一つの醜いエゴが見えてきます・・・。

 

主人公が見せる人間らしい優しさ

食用の牛娘を連れ帰った主人公がとった行動は、人間らしい生活を与えてあげる事でした。

家畜である彼女は人間の生活など知らない・・・。人に食べられることが幸せだと思い込んでいる・・・。

そんな彼女に美味しい食事を与え、服を買い、学習させたりもさせていました。

そんな主人公が選んだ道は、価値観の違いを受け入れたうえで、二人で「幸せ」について考えていくこと。

最後は素晴らしい結末でしたよ・・・。ハッピーエンドでは・・・。

人間としての幸せと家畜としての幸せ

「家畜娘に幸せを教える」には4つのエンディングがあります。その中でニコと名付けられた牛娘が笑顔で迎える結末は2つありました。

一つはハッピーエンド。もう一つは、生きたまま身体を加工されて食べられるエンディングなんです。

そこには食べられることが幸せと教え込まれていた家畜と、人間らしい生き方をする幸せという認識の違いがありました。

ニコが求めた幸せが、プレイヤーの選択次第で変わるストーリーは予想できないでしょう。

タイトルの「家畜娘に幸せを教える」という言葉の闇を知りました・・・。




「家畜娘に幸せを教える」のここが残念・・・。

前作の「欠損娘を慰める」で、ぷちなまが残念だったと感じた部分が改善されていた「家畜娘に幸せを教える」ですが、もう一つだけ残念な部分が!

それは無音でゲームを進めなければならない事・・・。

心理的な描写や言葉が素晴らしいので、BGMがあるとより雰囲気が伝わりやすくなると思います。

ちなみに4つある全てのエンディングを見たい方は、あたまっと氏のTwitterで情報公開されていますので、そちらを参考にしてみてください!

まとめ・感想

牛という普段命を頂いている存在が、人と同じ姿に変わるだけでここまでカオスになっていく事を教えてくれた「家畜娘に幸せを教える」は、しっかりとストーリーを楽しめる神ゲーでした。

所々に猟奇的な表現はありますが、全てのエンディングを見終わった後はほっこりしてしまうでしょう。

また、エンディングの解放条件も、最後に「本当の幸い(さいわい)を探して」ENDで終われるのが良かったです。

ぷちなま的には所々で語られるコアな客の発言(エ〇や虐〇、〇辱を楽しんで食べるみたいな)の方が怖かった・・・。

最後に「家畜娘に幸せを教える」のDLリンクと、製作者のあたまっと氏のTwitterリンクを貼っておきますので興味がある方は覗いてみてください。。(「家畜娘に幸せを教える」DLページ/Twitter






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