現代を風刺した問題作!歪んだ心を狙う怪盗団!
今回プレイしてきたのは前作から8年の月日を超えて発売されたアトラスの名作「ペルソナ5」をクリアしてきましたが、この作品はかなり面白いです!
一週目クリアに約120時間プレイしましたが、最後まで夢中になって楽しめた最高傑作の神ゲーだったのでその魅力を少しでも伝えられたらと思って書いています。
個性的なキャラとストーリーを通じて親密になり、怪盗団を結成して社会の悪を改心させるという一見シンプルな内容の中に、現実世界でも問題視されている内容が詰め込まれていてかなり作りこまれたストーリーになっています。
本作はペルソナシリーズのナンバリング5作目のタイトルになりますが、前作と話しが繋がってないのでどの作品から遊んでも十分楽しめます。
それではこの作品の魅力と楽しさをレビューしていきますのでお付き合いいただきたいと思います。
簡単なストーリー紹介!
物語が始まる数か月前、街では不可思議な事件が立て続けに発生していた。
工場での爆発や地下鉄の暴走事故などの加害者たちは突然豹変したかのように事件を起こし、その時の事は「なぜそんなことをしたのかわからない。」と語っている。
この原因不明の状態を引き起こした事件を、世間では「精神暴走事件」と呼んでいた。
そんな中、主人公はとある理由から東京の秀尽学園に転入をすることになる。
登校初日、学校に向かう途中で同級生の「坂本竜司」と出会い学校に向かっていると「パレス」と言う世界に迷い込んでしまった。
そのパレスの中では「シャドウ」という異形の存在に追われ、危機に陥った主人公は「ペルソナ」の能力に目覚めることになる。
逃げた先で出会った謎の生物「モルガナ」の協力でパレスとオタカラの存在を知った主人公は仲間と怪盗団を結成し、改心させるための盗みを開始していく。
怪盗団のメンバー紹介!
主人公/ジョーカー
愚者のアルカナ・本作の主人公で名前はそれぞれプレイヤーが入力することになる。あることがきっかけで傷害の罪を着せられ、地元の高校から退学処分を受けて保護観察の身となってしまった。
高校2年で東京の秀尽学園に転校することになり、四軒茶屋の喫茶「ルブラン」の屋根裏部屋に居候することになった。
登校初日に同じ学校の同級生竜司と出会いパレスに迷い込んでしまった事から怪盗と高校生の二重生活が始まっていく。
声は福山潤さんが担当しており、代表作として「コードギアス 反逆のルルーシュ/ルルーシュ・ランペルージ」「おそ松さん/松野一松」役などで活躍されています。
坂本竜司/スカル
戦車のアルカナ・主人公と同じ秀尽学園の2年生でお調子者のムードメーカー的存在。父親が蒸発して母親と暮らしており、学校では問題児のレッテルが貼られている。
元々は陸上部で真面目な生徒だったが、鴨志田の策略に嵌り足を怪我させられた上に陸上部を解体させられ粗暴な行動を取るようになってしまった。
主人公と出会ったことでパレスに迷い込み、大人に対して不信感を抱いていたために怪盗団として行動していくようになる。
声は宮野真守さんが担当しており、代表作品として「文豪ストレイドッグス/太宰治」「DEATH NOTE/夜神月」役などで活躍されています。
高巻杏/パンサー
恋愛のアルカナ・主人公と同じクラスの素直で天真爛漫な性格の帰国子女。ファッションデザイナーの両親の縁で読者モデルやモデルをやっているが、見た目の派手さから敬遠されているために孤立している。
親友である志帆が部活で悩んでおり、被害にあった事件をきっかけに怪盗団に加入する事になった。怪盗の衣装は胸元の開いた赤いボディースーツ。
声は水樹奈々さんが担当しており、代表作として「魔法少女リリカルなのは/フェイト・テスタロッサ」「NARUTO-ナルト-/日向ヒナタ」役の他にも歌手として活躍されています。
モルガナ/モナ
魔術師のアルカナ・迷い込んだパレスで偶然助け出したネコの様な姿をした謎の存在。現実世界では黒猫の姿だが異世界では二頭身の姿をしていて、大衆の認識を利用してワゴンカーに化けることも出来る。
記憶が曖昧で「歪みに巻き込まれて本来の姿を失った元人間」と語っており、本来の姿を取り戻すべくメメントスの探索をするために主人公たちと協力関係になり怪盗団を仕立て上げた。
声は大谷育江さんが担当しており、代表作として「ワンピース/トニートニー・チョッパー」「ポケットモンスター/ピカチュウ」役などで活躍されています。
喜多川祐介/フォックス
皇帝のアルカナ・洸星高校に美術コースの特待生で通う高校2年生。3歳の頃に体が弱い母を亡くし孤児として育っており、日本画の大家に母譲りの画才を見込まれて住み込みの門下生として暮らしている。
外見は美しい容姿をしているが、独特の感性とマイペースな性格から変人扱いされており、信頼していた者の裏切りに気付いたことで葛藤し強い怒りを覚えたことから怪盗団と行動を共にするようになった。
声は杉田智和さんが担当しており、代表作として「銀魂/坂田銀時」「涼宮ハルヒの憂鬱/キョン」役などで活躍されています。
新島真/クイーン
女教皇のアルカナ・秀尽学園で生徒会長を務める3年生。両親は他界している為、唯一の肉親で検事として働いている姉の冴と暮らしているが進学による独り立ちを望まれてる。
生真面目な性格で学校と生徒の間に挟まれることが多く、校長から怪盗団の真相追及や不祥事の解決など丸投げされてしまう。
問題解決のために怪盗団と行動するうちに自分の正義を見つけ、偽りの自分を抜け出したことで怪盗団の仲間として行動することになる。
声は佐藤利奈さんが担当しており、代表作として「とある魔術の禁書目録/御坂美琴」「続 夏目友人帳/多軌透」役などで活躍されています。
佐倉双葉/ナビ
隠者のアルカナ・天才的プログラミング能力を持つパソコンオタクの凄腕ハッカー。とある事故で母親を亡くしており惣治郎に養女として引き取られて生活している
母親の死を目撃したことがトラウマとなり中学卒業後は進学せずに自室に引きこもっていたが、怪盗団の存在を知り自分の殻を破るためにコンタクトを取り始めた。
母親の事件を明らかにするため怪盗団に加入し、その技術や物事に対する分析能力を活かして後方支援役のナビゲーターとしてサポートしていく。
声は悠木碧さんが担当しており、代表作として「魔法少女まどか☆マギカ/鹿目まどか」「ソードアート・オンライン/ユウキ(紺野 木綿季)」役で活躍されています。
奥村春/ノワール
女帝のアルカナ・秀尽学園に通う園芸が趣味の3年生。大手外食メーカーの社長令嬢で父親の決めたフィアンセがいるが、父親の決めたレールの上を進むことに苦悩している。
ある事件がきっかけで怪盗団と接触し、行動を共にしたことで自分の進む道を自分で選び、怪盗団に加入する。
声は戸松遥さんが担当しており、代表作として「ソードアート・オンライン/アスナ(結城 明日奈)」「マギ The labyrinth of magic /モルジアナ」などで活躍されています。
完成度の高いストーリー
序盤回想シーンを絡めながら進んで行く物語は後半1つに繋がっていき、予想を超えた結末に向かっていくストーリーはとても完成度が高く入り込んでしまうほど夢中にさせてくれる完成度になっていました。
主人公は学生でありながら人の心を改心させる怪盗としての2つの顔を持ちながら物語を進めていきます。
作中の事件・人物・事象は現実とは無関係ですが、現実の人間社会でも問題になっている動物虐待やブラック企業、詐欺グループにストーカーなどの歪んだ認知を持つ人間が怪盗団の改心対象になっており、現代社会に合ったとても入り込みやすいストーリーになっています。
強く歪んだ心を持つ人間が作り出したパレスという異世界の迷宮を探索し、攻略する事で現実の人間に大きな影響を与える結果となるため人々から敬愛されたり恐怖される対象となってしまいます。
この様々な要素がしっかりと繋がって絡み合い、登場人物が自分の壁を乗り越えて成長していく姿は感動すら覚えました。
実際にプレイして進めていく事で各キャラの魅力がわかり、奥の深いストーリーを体感できますのでネタバレなしにペルソナ5の世界を体感していただきたいです。
様々なギミックが施された探索パート
戦略性の高い戦闘パート
今作での戦闘はシンプルにターン制のコマンドバトルで行われていきます。
しかしシンプルながらも奥の深い戦闘パートになっており、いかに弱点を突いて有利に進めるかが勝利を掴む大きなカギとなっていきます。
選べる攻撃方法は特殊なものを省いて武器による直接攻撃と銃などによる射撃武器、スキルによる属性攻撃などがありますが、敵によって耐性や弱点などが変わってきます。
さらに弱点を突いて敵をダウン状態にさせることで、1Moreが追加され再行動できるようになります。
再び攻撃することも可能ですが、仲間にバトンタッチする事で攻撃力と回復力が増加された状態で行動できるので敵の性質に合わせて考えて行動選択を行わなければなりません。
敵を全員ダウン状態にしてしまえば総攻撃をかけて大ダメージを与えることも出来るので、シンプルな中にも戦略性の高い戦闘を行うことができます。
しかし主人公達にもペルソナの性質上、弱点属性が存在するので敵から弱点攻撃をされることで再度攻撃をくらうことになり、一つのミスで戦況は大きく変わるので難易度は比較的高いと思います。
主人公がやられると前回訪れたセーフルームやセーブポイントからの再開になり、前回の記録からはじめることになりますので新しい敵と出会う度に緊張感のあるバトルを味わえるのでます。
ギミック満載のパレス探索
改心させるために侵入する異世界「パレス」では、作り出した人間の心理を表しているような作りの建物を探索し、最深部にあるオタカラを見つけ出すまでに様々なギミックが盛り込まれています。
作り出した人が執着しているものを色濃く表した世界はとても作りこまれていて、警戒心の高い人間の中では監視カメラやセンサーなどに接触する事で警戒度が上がったり、暗号やパズルもパレスを作り出した人間の認知を理解していける内容になっています。
一つのパレス攻略するのに3時間~5時間はかかるほど作りこまれていて、一人を改心させるだけで一つのゲームをクリアしたかのような達成感を味わえるほどの大ボリュームでした。
スタイリッシュなカッコいいデザイン
まずこの作品をプレイして感じたことがメニュー画面やリザルト画面、コープキャラからのアイテム購入画面などが全てカッコよく、オシャレに作りこまれていた事でした。
戦闘やSNSで仲間と連絡とるときなども赤と黒を基調にしたデザインがペルソナの世界観をしっかり表現してくれていてめちゃくちゃカッコいいです。
文字のデザイン一つとってもまるでアートのように感じてしまうほどしっかり作りこまれた世界観は一つの芸術作品だと感じれるほどです。
さらにBGMの素晴らしさがその世界観をより一層引き立てているので、この作品にハマった人は中二病を発症してしまう危険性がありますので覚悟していただきたい。
特に戦闘でのグラフィックは素晴らしいもので、総攻撃時に現れるグラフィックや経験値入手画面、弱点を突いた時のカットインなど爽快感が感じられるほどスタイリッシュな仕上がりになっていますのでその流れを体感していただきたいほどです。
こういったペルソナ独特の表現方法や世界観が気に入った方は他の女神転生作品やペルソナシリーズにも、ぜひ興味を持っていただきたいと思います。
シャドウとの会話交渉
ペルソナ5で敵として現れるシャドウですが、個体によって性格は異なり会話によってお金やアイテムをもらえたり、仲間にすることも出来るようになっています。
会話も「女性の好み」を聞いてきたり「カレーに何をかけるか?」など人間同士の会話で使われるような内容なので親近感がわいてきて楽しいです。
中にはグチっぽい性格のシャドウや子供っぽい性格、思春期に興味を持つようなキスの話題や子供がどうやったら生まれてくるかなどの内容に興味津々のシャドウもいるので敵として倒すだけでなくひとりひとりの個性を楽しんでいただきたいです。
魅力的なキャラと過ごすアドベンチャーパート
魅力的な仲間たち
主人公達は高校生として生活しながらターゲットの情報を集めていくのですが、その中で出会う様々なキャラクターたちの一人一人がとても魅力的で忘れられない存在です。
中でも出会った女性と仲良くなっていく事で恋人になることも出来るため、自分のお気に入りのキャラとデートしていろんな一面を見ることもできました。
花火大会や海、修学旅行などのイベントもあるので、水着姿や浴衣姿など普段と違った一面を見せてくれるのも楽しめる要素になっています。
そんな魅力的な仲間たちですがそれぞれが自分の状況にあった闇を抱えており、乗り越えていく姿とそれを助ける仲間を見れることがこの作品の中毒性に繋がってきます。
怪盗団仲間は自分の殻を脱ぎ捨てて仲間となり、コープ仲間は怪盗団に救われることで信頼を深めていくことが出来るので、新しい出会いがとても楽しくなる作品です。
現実をモデルにした仮想の世界
今作の舞台は仮想の東京で活動していくのですが、とてもリアルな街が再現されていました。
通学途中には駅の改札を通り、電車の乗り換えを行って学校にたどり着いたりと現実と同じような世界で学生として生活していきます。
話を進めていくと行動できる場所が増えて新宿や秋葉原などの街にも行けるようになり、そこで新たに出会った人物たちとも様々なイベントが用意されています。
さらに登場人物たちと連絡を取り合う時は現代に合わせたSNSを使っている所も作品に入り込みやすい要因でした。
そんな仮想東京を仲間たちと遊びに行ったりデートしたりと満喫できるので、リアルな二次元の東京で学生気分を味わっていただきたいと思います。
コープによる人間関係の作り方
まずコープというのは、cooperation(協力者)の略称で、出会った人と友好度を上げることによって様々なアビリティを取得できるようになっています。
仲間や出会った人たちと信頼関係を築いていくことで、そのキャラクターの魅力が伝わって来るようになっていました。
相手が抱えてる大きな悩みなどを解決しながら親しくなることでかけがえのない存在に変わっていくので、ゲーム内の単純な作業ではなく相手の人間性を感じさせてくれるようになっています。
作品の中で素晴らしい人間関係を作れたことがペルソナ5に夢中にさせてくれた要因の一つで、主人公の気持ちになってプレイする事で人間関係の素晴らしさも伝わってくる作品なので実際にプレイしてこのアドベンチャーパートを楽しんでいただきたいと思います。
さらにコープアビリティを取得する事で日常の活動や探索、戦闘などを有利に進められたり、購入アイテムの充実や武器の改造なども出来るようになるので積極的に友好関係を築いていただきたいです。
ペルソナ5をやり込める魅力
魅力的なペルソナ
本作にはDLCで入手できるペルソナを含めて約200体以上が登場していて、敵として現れるほとんどが主人公のペルソナとして使えるようになっています。
怪盗団の仲間になる人物が自身の仮面(反逆の意志)を剥がすことでペルソナ能力に目覚め、心の力を具現化した分身を力としてとして共に戦えるようになります。
シャドウはパレスを作り出した主の欲望によって歪められた人間の感情が具現化した存在として徘徊しているのですが、戦闘中に交渉して「真名(悪魔の名前)」を思い出させることによって主人公のペルソナとして使用できます。
今作では過去作でも使用された「悪魔」の姿で登場するので見覚えのある方はかなりテンション上がるのではないでしょうか?
物語の後半には問題となった「マーラ」というシャドウも出てきますので、何が問題になったかは自分の目で見ていただきたいと思います。(ひと目でわかるアレです・・・)
カッコいいサウンド
個人的にペルソナをプレイしていただく上で一番注目していただきたいのがゲームの世界観を壊さない素晴らしい楽曲たちなんです。
ゲームミュージックの中では型破りなスタイルで、ボーカルが存在していながら没入感を邪魔する事がない革命的な仕上がりになっています。
ブラスやジャズの演奏と共に聴こえてくる英歌詞は、強いテーマを持ったペルソナの世界観をより魅力的なものに変えていくほど素晴らしいものでした。
オタカラを奪いに行くときに流れる「Life will change」という楽曲がとてもわかりやすいと思いますが、同じパレス内でも楽曲が違うだけで雰囲気が大きく変わります。
ペルソナシリーズでは必ずといっていいほどお気に入りの曲が見つかると思いますので共感していただけた方は他の作品もチェックしていただきたいです。
(インストバンドでBassをやってる私なんですが、色んな影響を受けるほど素晴らしい楽曲なので音楽好きの方は特に聞いていただきたい!)
こちらのリンクよりアトラス公式のサントラ視聴が出来るのでまずは聞いていただきたい!「https://www.youtube.com/watch?v=uwD1fP18J5Y」
欠点と感じる部分・・・
使いにくいカバー
パレスやメメントスの中を探索する時にシャドウにどのように接触するかで戦闘の優位性が変わってきます。
気付かれることなく後ろから奇襲をかけることで優先的に攻撃を行うことができ、シャドウから接触されると敵の先制攻撃を受けることになります。
戦闘を有利に行う為に障害物の影をに隠れて移動し、奇襲をかけられる「カバー」を使うことで有利に戦闘に入りやすくなるのですが、アングルや移動など少し使いづらい点がありました。
どこで使えるのかもわかりにくく、カメラが近いうえにカメラワークも移動に限界があるので奇襲をかけるつもりが操作ミスで先制攻撃を受けてしまう事もあります。
弱点を突いていく戦闘は攻撃の順番で優位性が大きく変わってしまい、初めから致命傷を負ってしまう事もあるのでもう少し使いやすくして欲しかったです。
恋人関係になった後のイベントが少ない・・・
かなり魅力的な女性キャラが多いペルソナ5ですが、怪盗団メンバー以外にもコープを持つ女性を含めると9人の女性と恋人関係になることが出来ます。
一人を選んで付く合うのも複数の女性と特別な関係になるのも自由ですが、浮気はバレたら大変なことになるのでご注意を。
今回残念なポイントに書かせていただく理由は、恋人になった後に大きなイベントがないことがとても残念だったので・・・
ほとんどの女性が特別な関係になった後連絡を取る必要が無くなってしまい、せっかく多くの魅力的な女性から一人に選んだとしても特に目立ったイベントは発生しません。
関係者のコープをMAXまで育て上げた後半などは特にやることが無くなっていくので、恋人とのイベントを入れてくれたのなら何周でも遊べる作品になっていました。
これだけ大ボリュームの作品なので仕方ないことだと思いますが、せめてエンディング前に恋人との特別ムービーの一つくらい欲しかったと思います。
大ボリュームが故の隠しボス
今作では2周目に隠しボス「ジュスティーヌ&カロリーヌ」と戦うことができるのですが、一周目で100時間ほどプレイた後ストーリーをスキップしながら進めてもレベル上げまでにはかなりの時間がかかり、なんだかんだで約200時間ほどプレイしました。
2人はかなりの強敵なのですが、勝利する事で「恥ずかしい秘密」と可愛い一面を見せてくれるので挑む価値は十分あると思います。
しかし選択肢はあれど自由度の高くないゲームに200時間近くプレイするのはなかなかキツかった。
先ほど書いたプラスして欲しい恋人イベントなどがあれば2周目も楽しんで進められると思いますが、基本的には同じ内容をやっていく事になりますので完全にマニア向けの要素になってしまっていますので残念な点に上げています。
2周目に挑戦すると隠しボスと愚者最強ペルソナである「サタナエル」が使えるようになり、主人公のパラメータ・お金・装備品・ペルソナ全書は引き継げますので、挑戦される方は一週目クリア前に引き継げる物を調整して挑むと少しは楽に攻略できると思いますので頑張ってください。
まとめ・感想
久しぶりに家に帰るのが楽しみになるほど夢中になれるゲームに出会えました。記事も長くなってしまいましたがこれでも魅力を全て伝えきれたとは思っていません。
ストーリーの面白さと魅力的なペルソナ合成で時間を忘れて楽しめるPS4の作品の中で最高傑作だったと思います。
かなり丁寧に作りこまれた作品で、製作者のこだわりや愛がしっかり伝わってくる内容でした。
キャラクターや世界観、ストーリーやレビューなど一つでも気になった方は実際にプレイしてみることをオススメします。
昔ゲームを夢中になってやっていたが最近ゲーム離れをしてきた・・・なんて方にもやっていただきたい作品で、夢中になって物語を進めていく楽しさを思い出させてくれること間違いなしです。
ペルソナ4から8年という時間を越えて生み出された作品ですが、これほど名作ばかりを生み出してくれるアトラスに感謝しつつ、次回作に大きな期待をせずにはいられない仕上がりでした。
今作は現代の時代背景に合わせた作品なので過去のペルソナシリーズを楽しんできた方にはもちろんですが、シリーズ未プレイの方には是非やっていただきたい作品です。
私の中ではPS4のソフトの中でBest3に入るほど面白い(現在1位)作品なので、プレイしてこの感動を共感していただきたいと思います!
過去に発売されたタイトルでも神ゲーは存在しますので、世界観にハマった方は自分の好みの作品を見つけ出してはいかがでしょうか?
(ほかの女神転生やペルソナシリーズの作品の記事や、歴代作品のまとめ記事なども作っていきたいと思います。)
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オススメしたいのはサントラ付きの限定版!
2019年10月31日にさらに追加要素を加えた「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」が発売されるので、プレイ済みの方や未プレイの方も期待の高まっていると思います。
「ペルソナ5で語られなかった真相が、今語られる・・・」というキャッチコピーをもとに、新キャラが加わった上にさらに充実した学園ライフが送れるというので常に最新情報をチェックしていただきたいと思います。
今回は公開されてたトレーラーを貼っておきますので見てください。
今回も限定版「ペルソナ5 ザ・ロイヤル ストレートフラッシュ・エディション」が発売される予定で、豪華スペシャルBOX、設定資料集、サウンドトラック、アートTシャツ、DLCなどが入っているようなので、確実に手に入れたい方は予約することをオススメします。