館の中で始まる世界の崩壊。その真実は・・・。
ど~も!ぷちなま(@Gamer’s Life)です。
今回プレイしてきた作品は、ゲーム製作者が自分の作品の世界に迷い込んでしまう「トウゲンの館」。
ふり~む!で製作者の「mobucharacter57」氏が配信されているフリーアドベンチャーRPGゲームになります。
ゲーム制作をしていた2人がある不思議な館で目を覚まし、実体化したゲームキャラと戦いながら脱出を目指すゲームなんですが、謎解き・バランス・ストーリー共に完成度の高い作品でした。
武器や敵の名前にはツッコまずにはいられない面白い名前が付けられています。
フェアな戦いを望む狼族のモンスター。あなたならどんな名前を付けますか???
それでは、主人公の強さと悲しみが伝わってくる「トウゲンの館」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。
かんたんなストーリー紹介!
幼馴染のカンナとゲーム制作をしている主人公・キキョウ。
ある日、目覚めるとそこは見知らぬ館だった。
さっそく館を出ようとするが、冷蔵庫の前に何かがいる。
それは自身が制作したゲームに登場しているハイオーク!!!
「信じられないが俺がデザインしたモンスターが実体化したって事なのか?」
2人は無事に館を出ることが出来るのだろうか・・・。
「トウゲンの館」の楽しみ所!
RPG要素のある戦闘が楽しい!!!
アドベンチャーゲームの「トウゲンの館」なんですが、敵キャラとの戦闘では特技・魔法・アイテムを使用できるコマンド式RPGの要素が含まれています。
そして現実世界には存在しない強力な装備も存在し、「ミスチルソード」や「ドラゴンキライ」など、有名RPGをプレイした事がある方ならおなじみの装備が・・・。
なんか違う? ふざけてるとお思いでしょうが性能は高く、敵キャラはクオリティが高い上にゲームバランスも絶妙!
しかし真・ENDを見るためにはこの強力な武器を封印しなければならないので、簡単にはクリアできないでしょう。
面白いので一部ネタバレ!フェアな戦いを求める下の画像のモンスターの名前にご注目!
探索+謎解き難易度が絶妙
主人公たちが目覚めた場所は、カンナの曽祖父住んでいた家。
マップは室内だけなのですが意外に広く、謎を解かなければ進めない仕掛けが至る所にありました。
基本は色んな所を調べて手に入れたアイテムを、適切な場所で使うことで進めるようになるのですが、ほとんど迷うことなく解き明かせるでしょう。
炎を融合させたり、銅像を特定の位置に動かしたり、邪魔な障害物を破壊したりと色々仕掛けられていました。
そして強力な武器や宝箱は、どこにあるのかすぐにわかるように配置されています。
難しくはないですが、探索と謎解きはしっかり楽しめるので実際にプレイして楽しみましょう。
真・ENDで明かされる真実!(涙腺注意)
「トウゲンの館」をプレイしたほとんどの方が「逃幻」ENDを見ることになるでしょう。
真・ENDに辿り着くための条件は、「逃幻」ENDの後に明かされます。
制作したゲームの敵キャラが登場し、現実とゲームが融合した世界。そこには涙なしには読み進められないほど悲しい結末が・・・。
そして作品というものには、作者のいろんな思いが詰め込まれて制作されているという事が伝わってきます。
この不思議な世界と衝撃の真実は、実際にプレイして体感するのが良いでしょう。
さぁハンカチを用意して、ダウンロードボタンをぽちっと・・・。
「トウゲンの館」のここが残念・・・。
探索良し!バトル良し!ストーリー最高!の「トウゲンの館」なんですが、残念な部分も・・・。
それは真・ENDの達成条件が、少しあいまいでわかりにくい事・・・。
少しだけヒントを明かすと、特技はOK!魔法はNG!売れるものはゲームの世界のアイテムで、売れないものは現実世界のアイテムという事。(プレイしてない方には意味不明ですよね・・・。)
詳しく知りたい方は製作者のmobcharacter57氏のブログでも、攻略情報が開示されていますので覗いてみてください。(色んな作品の制作秘話も書かれていて、興味深い!)
まとめ・感想
主人公がゲーム製作者という面白いアドベンチャーRPG作品の「トウゲンの館」は、プレイした人の涙腺を刺激する神ゲーでした。
探索+謎解きのワクワク感と、戦闘の緊張感がしっかり楽しめます!
エンディングはさっくり終わる作品が多いのですが、真・ENDでは回想を含めた結末がしっかり描かれていることが素晴らしい。
カンナが認めた主人公の「強さ」がしっかり伝わってくる所も良かったです。
何度も言いますが、謎解き・戦闘・ストーリーのどれもが楽しめる神ゲーなので、今すぐにでも遊んでいただきたい!
最後に「トウゲンの館」のDLリンクと、製作者のmobcharacter57氏のブログ・Twitterリンクを貼っておきますので、気になる方は覗いてみてください。(「トウゲンの館」DLリンク/ブログ/Twitter)