スタグ最後の生き残り「最後のスタグ」の物語
こちらではホロウナイトの攻略やストーリーを考察するために、移動のサポートをしてくれる「最後のスタグ」との会話や駅などををまとめていきます。
個人で考察するためにまとめましたが、考察をしようとしている方の参考になれば幸いです。
最後のスタグの駅を解放するためにはジオが必要なので、その値段などもまとめておきましょう。
各キャラの考察詳細をまとめた一覧記事や、ストーリーをまとめた記事もあるのでそちらも合わせてご覧ください。
※そちらの記事には考察内容も多く含まれているので全てが確実なものではありません。各キャラ考察内容まとめ記事も同じで、登場するほとんどのムシを紹介しています。
「最後のスタグ」とは
「最後のスタグ」とは、開通したスタグ駅で鐘を鳴らすと現れる運搬用のNPC。
駅の開通にはジオが必要ですが、スタグに運んでもらう事にはジオはかからないので安心して利用できるでしょう。
最後のスタグは駅を解放した数に応じてセリフが増えていくので、会話の内容からホロウネストの過去が垣間見えるでしょう。
そして全ての駅を解放すると最後の駅「スタグの巣」にいけるようになります。
最後のスタグが利用できる駅一覧と必要ジオ一覧
スタグ駅の解放には「女王の庭」と「風鳴りの崖」の2か所を除き、駅を使えるようにするにはジオが必要です。
特定の場所ではレバー起動や会話イベント後に追加される場所もあるので、そちらも最後に記載しておきましょう。
なお、スタグ駅はジオを一度払えば、無料で利用できるので積極的に開放していきましょう。
場所 | 駅の名前 | 必要ジオ |
---|---|---|
ダートマウス | 無料 | |
忘れられた交叉路 | 50 | |
緑の道 | 140 | |
胞子の森 | 女王の駅 | 120 |
女王の庭 | 200 | |
涙の都 | 都の倉庫 | 200 |
王の駅 | 300 | |
安息の地 | 無料 | |
暗闇の巣 | 彼方の村 | 250 |
古代の穴 | 隠された駅 | 300 |
風鳴りの崖 | スタグの巣 | 無料 |
※無料だが特定の条件を満たさなければならないスタグ駅
ダートマウス…最初は町側の扉が閉じているので利用することができない。内側からレバー操作をすることで利用できるようになる。
安息の地…現地でレバーを起動させることが必要。
スタグの巣…全てのスタグ駅を解放すると、会話イベントが発生して利用出来るようになる。
スタグとの会話一覧
解放した駅の数に応じた会話
よう、ちっこいの! 本当に久しぶりに駅の鐘が鳴るのを聴いたわい。
その音は”スタグの道”全体に響きわたり、こうしてワシを呼び寄せた。
すっかり身体もなまって、いろいろと忘れちまったが、その音だけはいつだってワシを呼び寄せる。
このスタグの道はハロウネスト全体に広がっておる。ほかの場所に移動したいのなら、乗降台の上からワシに話しかけるといい。
おまえさんの行きたいところへ連れていってやろう。
複数の駅が開かれたようじゃの。また王国を走りまわれるようになって嬉しいわい。
いろんな場所を訪れるようになって、ワシの記憶も徐々に戻ってきた。ワシの心の中でスタグの道が再びよみがえってきた感じじゃ。
この調子で、もっと多くの駅を復活させてくれるとありがたいのう。
多くの駅が開かれたものじゃの。これでさらに王国を自由に移動できる。大きな道や古い横道…なんと多くの道を忘れていたことか。
この道の先のどこかにワシが生まれ育った”スタグの巣”がある。その場所はこの老いぼれの記憶から完全に消え去ったと思っていたが、今はもう少しで思い出せそうな気がするんじゃ。
おまえさんがこの調子でスタグの駅を開拓し、ワシを走らせてくれれば、そのうち巣が見つかるかもしれん。そうなるといいんだがのう!
ちっこいの! わかったぞ! ワシが生まれ育った、”スタグの巣”の場所がわかったんじゃ!
まだ行ってはいないがな。客に要求されていない場所には行かないのが、ワシの仕事のきまりなのじゃ。だがおまえさんがその眼で見てみたいというならば、話は別じゃ。
あっちでワシらを迎えてくれる者はだれもおらんが、それでもあの巣はなかなかの見ものじゃぞ! いってくれれば、すぐに向かおう。
ちっこいの、ワシの故郷の印象はどうだ?
かつてここは生命に溢れていた。スタグが行ったり来たりして、自分たちが行った場所や、出会った乗客の情報を交換したりしてな。
長い間、ワシは自分が唯一の生き残り…最後のスタグだと思っていた。
だがこうして再び巣に来てみると…空気の中になにかを感じるんじゃ。におい…温かさ…あるいは存在感のようなものを。
ひょっとして、ほかのスタグたちはもっと広い世界に出ていったのじゃろうか?
ああ、ワシは希望を捨てていない。ワシの同族は今も生きていて、どこかべつの土地を移動しているのだとな。
だがワシは”スタグの道”を捨てるわけにはいかん。少なくともこうして必要とする乗客がいる間はな。
おまえさんにはまだ大事な仕事が残っとるんじゃろう? この身体がもつかぎり、ワシはおまえさんの力になろう。もう少しの間は、この王国の道をともに走ろうではないか。
各スタグ駅で発生する会話
この場所は… 地上のすぐ近くじゃろう? 確かここには町があったな。少し休んでいったらどうじゃ?
かつてはこの場所も多くの旅する者でにぎわっていたが、今ではすっかり静かになってしまったようじゃの。
もうずいぶん昔のことじゃが、この場所はかつて生命に満ちあふれていた。ワシが若かったころ、初めて乗客を乗せて運んだのもこの道じゃった。
当時の連中はとうの昔にいなくなってしまったがな。今でも残っているのはワシとおまえさんと、そこらをコソコソとかけずりまわっているムシたちだけのようじゃ。
ほう、この場所もずいぶん様変わりしたもんじゃのう。緑が乱暴なまでに生い茂って、駅が呑みこまれそうなくらいじゃ。
おお、なんと嬉しいことよ。”女王の駅”が再び開くとは。この場所はかつて旅の拠点じゃった。この土地のはずれに移動する者にとっては、ちょうどよい場所に位置していてな。
この場所を見つけるとは、おまえさんもなかなかの探索者じゃのう。
おまえさんが鐘を鳴らすまで、この駅の存在をほとんど忘れていたわい。
ここはワシらの女王の静養所だった。警備も厳しく、一般のムシたちが立ち寄るような駅じゃなかったからな。
すっかり草が生い茂っちまったが、この庭園はこれだけ時間が経っても、その美しさを失っていない。女王が知ったらお喜びになるじゃろう。
この駅のことはよう覚えとる。何度も来たからのう。王国中の品物がここに運び込まれたもんじゃ。
入ってくるものばかりで、出ていくものは少なかったがの。
ちっこいの、ここは”王の駅”じゃぞ! その名の由来はもちろん、スタグの道と駅の建設を命じられた、ハロウネストの王じゃ。
王自身はスタグに乗ることはなかったが、まことに威厳あふれるムシだったと聞いておる。そのお顔は明るく輝き、見る者が目を傷めるほどだったそうな。
”安息の地”か…乗客はこの駅で降りて、亡くなった者のための儀式をおこなったものじゃ。
もはや過去の話じゃがな。それとも死者もまた、なんらかの儀式をおこなうのかの?
おいおい、ちっこいの…ここはいったいどこじゃ? こんな駅は初めてきたぞ。なんともいえぬ危険な空気がただよっておる。すぐに安全な場所に移動しようではないか。
なんじゃこの駅は? こんな駅が世界の底に隠されておったのか?
スタグの道がこんな深くまでのびているなど…この鐘が鳴り響くまでまったく気づかなかったわい。まったくすごい発見をしたもんじゃの!
どれだけ長く生きても、この世界はワシを驚かせ続ける…
こうしてかつての故郷に戻ってくると…自分の生きてきた歳月の重みを感じるわい。
その歩みに後悔はないがな。どこに行こうと、ワシはワシの家族と同族の記憶とともにある。
その他の会話
”スタグの道”を使って移動するか? なら乗降台からワシに話しかけるがいい。すぐに出発しよう。
あのベンチで休んどる男…どうも好かん感じじゃな。だがスタグの駅は誰に対しても開いている。
彼が望むなら、ワシは喜んで運ぶだろう。スタグとしての仕事は、ワシ自身の好き嫌いよりも先にくるものだからな。
おまえさんが持っているその乗車券…そいつはあのおぞましい機械に乗るためのものじゃないか?
まさかあんなグロテスクなカラクリを利用しようなんて考えているわけじゃあるまいな?
機械の分際でワシらスタグの仕事をしようなど…まったくバカげとる! 冗談じゃないわい!
おまえさんの持っているその花… とても美しいが、同時にとても脆そうじゃ。ワシの背に乗って移動すれば、きっと痛んでしまうじゃろう。
その花を大事にしたいのであれば、自分の足で目的地に向かうことじゃな。
すぐに疲れるようになったし、ワシの老いた足はどんどん痛みを増しているように思える。
だが老いるまで生きることができて幸運だったと思うべきじゃろう…多くの者はこんなに長くは生きられなかった…
ちょっとした裏技「スタグの巣」に無理矢理入る方法紹介
風鳴りの崖にある最後のスタグ駅「スタグの巣」には、全てのスタグ駅を解放しないと入る事ができません。
し・か・し、ちょっとした方法で無理矢理入る事ができるんです。
方法は少し難しいのですが、周辺にいる「イカリバエ」を誘導して、下切りで主人公を浮かしながら崖を登ってしまうというもの…
文章では少しわかりにくいと思うので、短い動画で紹介しておきます。
気になる方は覗いてみてください。
まとめ
今回はホロウナイトの重要な移動手段「最後のスタグ」をまとめた記事でしたがいかがだったでしょうか?
駅の解放にジオはかかりますが、その後は自由に使えるというのはうれしいですね。
会話の内容からも色んな事がわかり、「トラムの乗車券」を持った時の会話などから機械嫌いの一面が見えてくるのも面白いです。
「最後のスタグ」という名前の通り、スタグ最後の生き残りと本人は思っていましたが、「スタグの巣」に着いた後の会話で「老いたスタグ」に名前が変わり、希望を見つけたのはいい話です。
そんな彼のことを考察しながら、スタグという存在に興味を持ってみてください。