レトロの中に名作あり!PCエンジンで遊ぼう!
ど~も!ぷちなま(@Gamer’s Life)です。
今回は1987年に発売したレトロゲーム「PCエンジン」で発売されている全タイトルをまとめていきます。
まずは発売日順に1~20作品のHuカードを紹介していきます!
※新たにPCエンジンのタイトル一覧・早見表をまとめました!Hu CARD~非公認タイトルまで全てのソフトを紹介しているのでそちらもどうぞ!
Huカード・SUPER GRAFX・CD-ROM²・SUPER CD-ROM²・高額レアソフトまとめ・非公認ソフトもまとめていきますので、PCエンジン好きの方は楽しみにしておいてください。
それでは1987年に発売された名機「PCエンジン」のHuカードタイトルを1~20まで紹介していきましょう!
Huカードタイトル NO.1~10
発売日/1987年10月30日 価格4700円 メーカー/ハドソン ジャンル/アクションRPG
アーケードで稼働していた「ワンダーボーイ モンスターランド」の移植作!
主人公のヘッドロココが装備やアイテムでパワーアップし、成長しながら冒険していくアクションRPG作品。
PCエンジン版はボスが当時人気だった「ビックリマン」のキャラに差し替えられ、スーパーゼウスやサタンマリアなど人気キャラが多数登場します。
難易度は意外と高く、PCエンジンを買ったら一度は遊んでほしい作品です。
1987年10月30日 価格4500円 メーカー/ハドソン ジャンル/パズル
麻雀牌を使ったパズルで、同じ絵柄の牌を2つ1組でとっていくシンプルながら奥が深いパズルゲーム。
牌を消すための条件は「消したい牌が左右いずれかの端にある。」「上に別の牌が重なっていない。」必要があるので、考えながら消す必要がある。
ヒントや1手戻す機能もあるが、もう消せない手詰まりになるとゲームオーバー。
最大5人で順番に牌を取っていく「チャレンジモード」もあります。
1987年11月21日 価格4500円 メーカー/ハドソン ジャンル/アクション
巨大なキャラを操作できることが特徴で、当時のハード性能の違いを見せつけた横スクロールアクションゲーム。
「デカパンチ」や「百裂拳」といった必殺技を使うこともできるが、内容はシンプルな上にボスの使いまわしなど残念な部分が多い作品でもある。
ムキムキの主人公が、蛾や木の枝に当たってやられる姿は、もはやネタゲーの領域・・・。
1987年11月30日 価格4900円 メーカー/ハドソン ジャンル/アクション
当時人気だったTV番組「カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の1コーナー「探偵物語」を題材にした面白い横スクロールアクションゲーム。
特性の違う二人のキャラを選択してプレイし、選ばなかった方は道中ジャマしてくるというバラエティらしさも詰め込まれている。
足の短いキックやおならを使った笑える攻撃で高難易度のステージをクリアしていく面白さは、この作品でしか味わえないでしょう。
1987年12月28日 価格4500円 メーカー/ハドソン ジャンル/レース
パリ・ダカールラリーをモチーフとした3Dレーシングゲーム。
オンロード・オフロードが混在する全8ステージを、時間内にチェックポイントに辿り着くことが目的。
スタート時にサポートパーツを選び、メンテナンスをしながらアフリカ横断レースに挑んでいく。
時間の経過によって、昼・夕方・夜・朝へと変化していくところも魅力的です。
1988年1月22日 価格4500円 メーカー/ハドソン ジャンル/RPG
恐ろしい姿のキャラが動き・血を噴き出して倒れる様が話題となったPCエンジン初のRPG作品。
「魔空王アザトース」の復活により、世界が再び闇に包まれようとしている世界を、旅の勇者である主人公が「邪聖剣ネクロマンサー」を求めて旅立つ物語。
その終始ダークな世界観とあとあじの悪いエンディングは、他に類を見ない名作!
シナリオは漫画「ダイの大冒険」を手がけた三条陸氏というのも高評価ポイントでしょう。
1988年2月5日 価格4900円 メーカー/ナムコ ジャンル/アクション
アーケードからPCエンジンに移植された横スクロールアクションゲーム。
いたずらとスケベで神様の怒りに触れた主人公の「たろすけ」が、ご先祖様のもんもたろーの力を借りて地獄を進んでいく物語。
なんとこの作品が記念すべきナムコのPCエンジン参入第1作!
最終面の輪回界での行動次第でエンディングが変わるマルチエンディングが楽しい!
1988年3月25日 価格4900円 メーカー/ハドソン ジャンル/シューティング
アーケードで人気だった「R-TYPE」がPCエンジンに移植され、1~4ステージを遊べる名作シューティング。(5~8ステージはR-TYPEⅡに収録)
エイリアンや人体を想像させられるグロテスクな敵キャラは、一度見たら忘れられないほどのインパクトがある。
移植度が非常に高い上、フォースを使った自由度の高いプレイスタイル、高難易度が多くのファンを生み出した神ゲーでしょう。
1988年4月22日 価格4500円 メーカー/ハドソン ジャンル/ボードゲーム
家庭用ゲーム初の人生ゲームであり、タイトルこそ違うがタカラの公認作品の人生ゲーム。
1983年に発売されたボードゲーム版人生ゲームがベースとなっており、就職や結婚を経験しながらゴールを目指していく。
5人同時プレイが可能で、最終的に資金が多かったプレイヤーが勝利!
かつてPCでハドソンがリリースしていた「キャノンボール」が収録されているのも嬉しい。
発売日/1988年5月20日 価格4900円 メーカー/ナムコ ジャンル/スポーツ
ファミコンで大ヒットした「プロ野球 ファミリースタジアム」のグラフィックとサウンドが強化されたPCエンジン版。
エラーが導入され、選手は無認可だがほぼ実名で登場している。
1人用を勝ち進み、プレイヤーが選択できる9チームすべて倒すと隠しチームが出現する。
Huカードタイトル No.11~20
発売日/1988年6月3日 価格4900円 メーカー/ハドソン ジャンル/シューティング
PCエンジンの初期の作品の為、容量の都合で分作となってしまったR-TYPEⅠの続編。
ステージ後半の5~8ステージを遊ぶことができ、パスワードを使用することで装備を持ち越すことができる。
完成度の高い移植と、5ステージから格段に上がる難易度が魅力的!
発売日/1988年6月24日 価格4900円 メーカー/ハドソン ジャンル/スポーツ
ハドソンオリジナルの野球ゲームとして同時期に発売されたワールドスタジアムと違い、等身キャラでリアルなグラフィックを体感できる作品。
各チーム名・選手名は実在する名前を変化させたオリジナルとして登場し、12球団に加えて隠しチーム「ヒュービューズ」が存在する。
のちに続編が多く発売される人気作品だが、スポーツゲーム最初で最後のキャラバン公式認定ソフトでもある。
発売日/1988年7月8日 価格4900円 メーカー/ハドソン ジャンル/麻雀ゲーム
12人の戦国武将から3人を選んで勝負する四人打ち麻雀。
武将はそれぞれ打ち筋が違う上に、勝負どころでは様々なセリフを発してくることも・・・。
天下統一を目指す「合戦モード」と好きなキャラと対戦できる「ノーマルモード」がある。
発売日/1988年7月15日 価格4900円 メーカー/ナムコ ジャンル/シューティング
アーケードで人気を博していたナムコの固定画面型シューティングゲームの移植作。
ギャラガの正式な続編として登場し、ゲームバランスも見直されている。
全29ステージでゲーム性自体は非常に地味だが、そのシンプルさから根強いファンも!
発売日/1988年8月11日 価格4900円 メーカー/ナムコ ジャンル/スポーツ
ファミコンで発売された「ファミリーテニス」がパワーアップしてPCエンジンに!
特徴的なのが1人プレイ専用のRPGの「クエストモード」が存在し、テニスの勇者を操作してテニス魔王を倒す旅に出るというギャグ・コメディ要素の強いストーリーを楽しめる。
ダブルスモードが追加されて、最大4人同時プレイが出来るようになったのも魅力。
発売日/1988年8月30日 価格4900円 メーカー/ハドソン ジャンル/アクション
主人公のワタルを操作し、ステージ後半では龍神丸に乗り込んで戦う横スクロールアクションゲーム。
ストーリーはアニメに準拠して展開され、仲間たちはショップなどで登場。
敵を倒して集めたコインで買い物をし、パワーアップすることができる。
原作を知ってる方はもちろん、知らない方でも一度は遊んでほしいオススメ神ゲー!
発売日/1988年9月14日 価格5200円 メーカー/ナグザット ジャンル/コンピューターピンボール
PCエンジン初のピンボールゲームであり、ナグザットの参入第一弾作品。
グロテスクで気持ち悪いエイリアンがフィールドにちりばめられ、ピンボールの構造と相まって素晴らしいグラフィックになっている。
台揺らしも再現され、スコアがカンストするとピンボール台が破壊されてエンディングへと進む。
発売日/1988年9月23日 価格5500円 メーカー/日本コンピュータシステム(メサイヤ) ジャンル/シュミレーション
剣と魔法の力が支配するファンタジー世界を舞台としたステージクリア型シュミレーションゲーム。
30のシナリオから選んでプレイする「シナリオモード」、マップに好きに兵力を配置してプレイする「コンストラクションモード」、連続した25のシナリオを順にクリアしていく「キャンペーンモード」がある。
ポイントを消費してユニットを雇い、地形効果やZOCを有効活用しながら戦う戦術・戦略を組み立てて攻略していきます。
ターンの最初に先攻後攻がランダムで決まるので、運の要素も勝敗を左右する。
発売日/1988年9月23日 価格5200円 メーカー/ビクター音楽産業 ジャンル/アクション
主人公のゴーガンを操作し、スティングと呼ばれる斧で戦う横スクロールアクションゲーム。
ストーリーは悪の司教ジャグウに捧げる生贄に、幼馴染の少女フレイヤが選ばれ、助け出すためにジャグウの根城である魔境へと乗り込んでいく物語。
難易度は高めだが、絶妙なゲームバランスと完璧な操作性が話題を呼び、海外で特に評価が高い一作。
発売日/1988年10月14日 価格4900円 メーカー/NECアベニュー ジャンル/シューティング
セガの人気シューティングゲームをPCエンジンに移植された作品。
左右方向への任意スクロールに加え、敵を倒して手に入れたお金でパワーアップアイテムを買うなど斬新なアイディアが詰め込まれている。
PCエンジン版では他の移植作よりもアーケード版に近いレベルで再現されているが、BGMやSEなどのサウンド関連は不満が残る仕上がりに・・・。
ボス登場時に背景が消えないのはPCエンジン版が初!
今回の高額タイトルTOP・3
それでは今回紹介した20タイトルの中から、高額のタイトルTOP3を紹介していきましょう。
(平均価格はAmazon・ヤフオク・駿河屋の販売価格を参考にさせていただいております。)
リストを確認してもらったならわかると思いますが、今回はプレミアソフトはありません。
しかし紹介する作品は、どれもがPCエンジンを代表するソフトばかり!
それでは今回紹介したタイトルの高額TOP3を紹介していきましょう。
※新品は変動が大きく言い値のタイトルが多いため、中古市場価格を参考にしています。
まず第3位にランクインした作品は、R-TYPE Ⅰの後半ステージを収録したシューティングゲーム。「R-TYPE Ⅱ」。
状態によって値段は大きく変動しますが、市場では中古価格で1300~3000円ほどで取引されています。
R-TYPEシリーズの原点と言える作品なので、この世界感と神BGMをしっかりと味わっていただきたい。
大人気だったビックリマンのキャラクターが活躍するアクションゲーム「ビックリマンワールド」が第2位にランクイン。
状態によって値段は大きく変動しますが、市場では中古価格で1500~3000円ほどで取引されています。
アーケードゲーム「ワンダーボーイ モンスターランド」に思い入れのある方は、思い出を蘇らせながらプレイしていただきたい。
ドリフターズで人気だった志村けんと加藤茶が主人公のアクションゲーム「カトちゃんケンちゃん」が今回の最高額タイトルになります。
状態によって値段は大きく変動しますが、市場では中古価格で2000~5000円ほどで取引されています。
PCエンジンの作品の中でも高い人気と面白さを誇る作品なので、遊べる環境があるなら間違いなく手に入れて欲しい神ゲーです!
今回の要注目タイトル!オススメ作品!
こちらではぷちなまが独断と偏見で選んだ、面白いオススメ作品を紹介していきます。
中にはマニアックな作品も紹介するので、気になったらプレイして共感していただきたい!
今回紹介する作品は2タイトル! それではいってみましょう!
1988年4月にテレビアニメとして放送されていた「魔神英雄伝ワタル」がゲーム化したアクションゲーム。
原作を知らなくても楽しめるが、知っているならさらに楽しめる神ゲー。
主人公のワタルを操作するパートと、操作性が格段に上がる魔神・龍神丸の操作パートは非常に面白い!
レトロゲームのドット絵ながらも、美しいグラフィックにも要注目!
不気味すぎる敵キャラと緊張感のあるBGMが印象に残っているRPG作品。
敵を倒すと「ブシャー」という効果音と共に、血しぶきが噴出する演出はトラウマレベル!
漫画「ダイの大冒険」を手がけた三条陸氏のシナリオと、クトゥルフ神話をベースにした世界観を味わいたい方にオススメ!
まとめ
今回はPCエンジン発売時期に販売された作品達を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
序盤ながらもいまだに人気の作品が多く、当時夢中になって遊んだタイトルも多いでしょう。
高額ランキングとおすすめソフトは次のまとめ記事でも書いていくので、未プレイの作品があったら是非確認してみてください!
「【PCエンジン】発売ソフト一覧 ・タイトルリスト 早見表」の記事で全作品の紹介と、今回のような紹介記事のリンクを貼っているので、そちらも合わせてご覧ください。