風俗嬢に追いかけられる夢のホラーゲーム!怖ぇ・・・。
今回紹介する作品は、事件が起きた工事現場に足を踏み入れなくてはならなくなった主人公の物語「愛莉澄 Alice(アリス)」。838s Maniacsさんが手掛けたFPS視点のホラーゲームになります。
いつもお世話になっている「ふり~む!」で無料配信されている作品で、約1時間ほどでクリアすることができました。
この作品をプレイしたのは深夜1時・・・。雰囲気作りのために電気を消して、軽い気持ちで始めたのですが予想以上に怖かった・・・。
夜中の誰もいない暗闇をカメラのわずかな光で探索していく恐怖は、ホラゲー好きの強者なら想像できるでしょう。
姿の見えない敵が急に現れる恐ろしさを気軽に体験してみたい方は、是非プレイしていただきたいと思います。
それでは女性の腐乱死体が見つかった現場を通って帰るゲーム「愛莉澄 Alice(アリス)」の面白さを、感想とともにレビューしていきますのでお付き合いください。
※少なからずネタバレを含みますので、未プレイの方はご理解の上お進みください。
かんたんなストーリー紹介!
数ヶ月前、工事現場の近くの風俗店で働いていた「愛莉澄(アリス)」という源氏名の女性が腐乱死体で発見された。
それ以来、工事現場では夜間に、肌が黒ずんだ女性の姿が目撃されるようになったという。
不運にも、あなたは大学の山岳サークルの帰り道で自電車がパンクしてしまい、家に帰るにはその工事現場を通り抜けなくてはならなかった。
果たして無事に帰ることができるだろうか・・・。
この作品の楽しみ所!
足音しか聞こえない静寂な闇の中を進む恐怖
ホラゲーをプレイする上で恐怖を感じる世界観は非常に重要なんですが、「愛莉澄」では不気味な雰囲気がしっかりと出ていました。
家に帰るために通らなければならない工事現場は、明かりなしではほとんど見えない上に、砂利の上を歩く自分の足音だけが不気味に響いていきます。
山奥ということもあり、うっそうと茂る木々の間を抜け、不吉な噂がある工事現場を進んでいかなければならないのです・・・。
よく荒廃した家屋や建物内を探索していくホラゲーはありますが、昼間は人が普通にいた雰囲気の中を進んでいく事でリアルな想像できるところが怖い。
現実で帰りが遅く、人気がないところを帰らなくてはいけない方は、プレイしないほうがいいかもしれませんね。
静かな空間で突如現れるノイズと・・・
数ヶ月前に女性の腐乱死体が発見されてから目撃情報のあったいわくつきの工事現場。カメラの明かりを頼りに進んでいくと、画面にノイズが走り出します。
BGMもない闇の世界を探索している時に、急に起きる異変は心臓に悪い。
近くに噂の「愛莉澄」がいるときに起こる異変は、さらに近づくことで赤い手が画面に複数映り込み、叫び声とともにノイズは激しくなっていきます。
そして捕まった時に画面いっぱいに現れる愛莉澄の顔・・・。その顔を見たときにはGAME OVER。
時々見える黒い影、前にいたはずなのに別のところから現れるなど、神出鬼没な所も非常にびっくりするのでお気をつけて。
神出鬼没の愛莉澄の存在
ホラーゲームで重要になってくるのは雰囲気と効果音、そして「敵」の存在でしょう。
今回の恐怖対象「愛莉澄」は近くにいるとカメラにノイズという霊障を引き起こすほど強力な霊です。
姿をはっきりと目視出来ない状態で、神出鬼没な愛莉澄は非常に怖い。
狭い空間でいきなりノイズと共に叫び声が聞こえた時は、どっちに逃げるか判断に迷うほどプチパニックになりました。
個人的に風俗で働いている女性という事で可愛いのか気になったのですが、襲われた時に一瞬しか見れず、美人かどうかわからなかったのが心残りでした。
恐らく凄惨な事件に巻き込まれ、強い怨みを持っているであろう「愛莉澄」の恐怖は実際に体感していただきたいと思います。
まとめ
今回プレイしたフリーホラーゲーム「愛莉澄 Alice(アリス)」は、いわくつきの工事現場を探索するという一味違った恐怖が味わえる作品でした。
正直この作品の恐怖は徐々に対応できるのですが、昼間は人がいたであろう工事現場の雰囲気を現実の夜道でふと思い出して怖くなった事が一番の恐怖でした。
少し操作で不便だと感じる部分もありましたが、ストレスに感じるほどではないのですぐに操作になれるとおもいます。
そして多少のネタバレですが、愛莉澄は特定の場所しか移動できないので慣れればじっくりと観察できるので興味がある方は挑戦してみて下さい。
愛莉澄が近くに来るまでは足音とカメラの音だけで静かなので、部屋を暗くしてヘッドフォンでプレイすると怖さ倍増。私のように深夜帯にプレイするとさらに怖いですよ。
1時間ほどでしっかりと恐怖を感じられ、無料で遊べるのでホラーゲームを探している方や興味を持った方はぜひプレイして下さい。
最後に「ふりーむ!」のDLページと838s ManiacsさんのTwitterのリンクを貼っておきますので興味がある方はこちらからどうぞ(「愛莉澄」ふり~む!/Twitter)