愛する者の墓に花を届ける悲しいサブイベント攻略
今回はホロウナイトのサブイベント「灰色の哀悼者」についてまとめていきましょう。
安息の地にいる「灰色の哀悼者」の望みを叶えてあげるサブイベントです。
愛した彼女の眠る場所に「繊細な花」を届けるというもの。
一度攻撃を喰らったり、激しい移動手段を使ったりすると砕け散ってしまうという「繊細な花」・・・。
それを「安息の地」から「女王の庭」にある彼女の墓にまで一度もダメージを受けずに届けなければいけないので、ルート選びは重要です。
それでは「灰色の哀悼者」のルート選び、各エリアの注意点についてまとめていきましょう。
「灰色の哀悼者」オススメチャーム紹介!
サブイベント「灰色の哀悼者」では一度もダメージを受けてはいけないので、チャーム選びが重要になってきます。
これがあれば非常に楽になるというチャームを紹介しておきましょう。
※「長い釘」「誇りの印」「幼虫の哀歌」があれば、かなり楽に攻略できるでしょう。
特に重要なのは「幼虫の哀歌」で、ライフ満タン時に攻撃すると衝撃波が出せるというもの。
ちなみに「長い釘」「誇りの印」は攻撃射程を伸ばすためのチャームです。
もし「幼虫の哀歌」がない場合は「復讐の魂」で代用するため、「長い釘」「誇りの印」と共に「霊媒師の石」でソウル攻撃力を上げたり「魔力の印」でソウル消費量を減らしたり、入手難易度は高いですが「王の器」でソウルを自動回復させるのがオススメです。
※チャーム一覧記事リンク(準備中)
「灰色の哀悼者」イベント解放条件
このサブイベントを進めるためには、「安息の地」にある「灰色の哀悼者」の元へ向かわなければなりません。
場所は「安息の地」のスタグ駅に入るエリアの下部分。
石棺のようなオブジェクトに「破壊のダイブ」をすることで地下に侵入できます。
地下を進んで宝箱を目印に、上への隠し通路を進んでいくと「灰色の哀悼者」がいるエリアに辿り着きます。
※上がらずに奥に進むとチャーム「ソウルイーター」があるので、合わせて入手しておきましょう。
地下を抜けるとひらけた場所に出てきます。
先にある家に入ると「灰色の哀悼者」がいるので会話を進めてイベントを受けましょう。
「灰色の哀悼者」ルート解説
「灰色の哀悼者」から「繊細な花」を受け取ったら、「女王の庭」にある造反者の子の墓へ供えにいきます。
まずは通ってきた道を戻って、地下の入口に戻りましょう。
「繊細な花」は壊れやすいので、スタグ駅を使った移動はできません。
出来るだけ簡単だと思うオススメルートを紹介していきます。
最初に「安息の地」から「女王の庭」に向かうため、「忘れられた交叉路」に向かいましょう。
オススメルートは下のマップの通り。特に敵も出現しないので、安全に進む事ができるハズです。
「忘れられた交叉路」で注意しなければいけないのは、倒した敵が爆発するという事。
「チャッカムシ」や「オオイカリバエ」など、気を抜けはすぐに被弾してしまう敵が多く出現してきます。
「チャッカムシ」は「幼虫の哀歌」の衝撃波や、「復讐の魂」を使って安全に倒していきましょう。
「オオイカリバエ」は倒した後しっかり爆破まで見届け、「アスピッドママ」は倒した後に生まれてくる「コアスピッド」に注意して通過してください。
このルートでは酸の水で隠れた通路を通っていく必要があるので、その場所はしっかりと把握しておきましょう。(知らない方は動画も用意しているので、そちらで確認してみてください。)
次の目的エリアは「霧の渓谷」。オススメルートは下のマップに記載しておきます。
「霧の渓谷」では見えにくい下に降りていくルートで、先ほどとは違った意味で油断できないエリアになります。
特に注意しなければならないのは「ウーマ」という敵で、攻撃すると高速で追尾してくる核を飛ばしてきます。
爆発範囲も広いので、決して攻撃しないようにしましょう。
小さい「ウオマ」は攻撃しても大丈夫ですが、「幼虫の哀歌」を装備しているなら「ウーマ」に衝撃波が当たらないように注意してください。
あとは見える場所に一段ずつしっかりと降りていく事がコツでしょう。
次の目的エリアは「女王の庭」。オススメルートは下のマップに記載しておきます。
次は目的地の「造反者の子」の墓がある最後のエリア「女王の庭」。
このエリアではトゲを飛ばしてくる「トゲフキムシ」や、避けにくい攻撃をしてくる「ヒショウカマキリ」などが出現してきます。
「トゲフキムシ」は衝撃波の先端らへんで攻撃を当てれば、トゲを飛ばすことなく倒せるはず。死骸からもトゲを出すので注意しましょう。(「幼虫の哀歌」がなければ「復讐の魂」で倒して、「コケバエ」からソウルを回収してください。)
「ヒショウカマキリ」は「復讐の魂」で遠距離から倒すのが一番安全です。
また、至る所にイバラがあるので、地形にも気を付けながら進んで下さい。
無事に進めれば目的地に辿り着けるでしょう。オススメルートは下のマップに記載しておきます。
目的地の「造反者の子」の墓エリアにはイバラがあるので、ちょっとした操作ミスでこれまでの努力が台無しに・・・。
3ヶ所のイバラポイントは、「端に立ってダッシュ」「ジャンプしてダッシュ」「降りながらダッシュ」を落ち着いてやれば大丈夫でしょう。
その先には目的地である「造反者の子」の墓があるので、「繊細な花」を届けてサブイベント「灰色の哀悼者」終了です。
全てが終わったら、再び「灰色の哀悼者」の元へ報告に行きましょう。
「灰色の哀悼者」攻略動画
攻略記事として「灰色の哀悼者」の進め方をまとめていきましたが、それでもわかりにくかった方の為に動画を作っています。
「幼虫の哀歌」を使用しての攻略になりますが、「復讐の魂」で代用できるポイントも紹介しています。
記事の内容と合わせて参考にしてください。
まとめ
今回はホロウナイトのサブイベント「灰色の哀悼者」の攻略方法をまとめていきましたが、いかがだったでしょうか?
第一印象では「灰色の哀悼者」が女性だと思っていたのですが、「造反者の子」を彼女と言っている事から女性は「造反者の子」だったんですね。
「灰色の哀悼者」本人が花を届けられない事と依頼達成後に消えてしまう事、会話の「なぜ目覚めている?」に加えて長い時が経っているという内容から、すでに「灰色の哀悼者」も亡くなっていたのかもしれません。
未練と愛する思いが強すぎてこの世界に留まってしまっていたのかな?
ちなみに「灰色の哀悼者」の名前は「ゼ=メール」で、ホロウナイトの物語を考察していく中で非常に楽しめる内容ですので、二人の関係を考察して楽しんでみてください。
ちなみに「夢見の門」を習得しているなら、「灰色の哀悼者」の所に門を置いておけば、失敗した時にリカバリーしやすいのでオススメです。
【考察用】「灰色の哀悼者」との会話一覧
ああ…メホン。この世界。この残酷で、罪深い世界。なぜわらわは目覚めている? なぜわらわはあきらめない?
ああ、わらわの悲劇をそちは知る由もない。まことの愛は引き裂かれ、ふたつの世界は出会うことがない。
わらわの愛する者が死んでどれぐらいになろう。その死ははるか遠くに埋められている。
わらわたちの再開を拒絶した、わらわの姿を否定した…怒れる種族に囲まれて。
彼女はどうすれば? ナーロ、ナーロ、頼むべき? それは重荷?
そちは、届けてくれるか? 彼女の墓にささげ物を?
ささげ物は、小さいが、その道のりは長い。女王が休む、緑におおわれた場所に彼女は眠っている。
そちに、できるであろうか? わらわは不可能なことを頼んでいるのであろうか? これは狂気の沙汰であろうか?
そちがこれを引き受けてくれれば、それはわらわにとって望外のよろこび。
そちは顔をそむけるか?
わらわは知るべきであった。この世界に優しさは存在せず、あるのは心痛だけであると。
メホン? その心がしばし停まったか? 悲しみを共有し、それをなぐさめることを望むか?
わらわが愛する者の墓に、わらわの最後のささげ物を届けるか?
稀少なる恵みをもたらす物よ。これはわらわの最後の頼み。これ以後は決して他者の重荷とはなるまい。
ささげ物は神聖な花。それはめずらしく、繊細で、ほかとないもの。自らの心臓がごとく、大切にあつかうがよい。
運んでいる最中に傷を負ったり、あの乱暴な獣に乗って移動したりすれば、花は永遠に傷んでしまうであろう。
彼女の墓は緑の生い茂った女王の庭の中にある。そこは彼女の同族の土地であり、彼らは侵入者に対して優しくない。
気をつけるがよい。わらわの希望はそちに託した。わらわは切に願う。この小さななぐさめがもたらされんことを。
彼女の墓は女王の古い静養所の中にある。ここからは遠い道のりであり、その道のりは獣でみちている。
そちの旅が平穏であらんことを。このような小さき者から受けた親切、消して忘れぬ。
ウルルルワァァァ!
わらわの聖なる、貴重な、特別な花が、台無しになってしまった。
わらわの愛、拒絶された最後のささげ物。なんという苦しみ。なんという惨めさ。わらわはこれ以上耐えることはできぬ。
…とはいうものの、わらわは実はもうひとつ花を持っておる。
だがよいか!これもまた同じように神聖で、同じように繊細だ。これを運ぶ者は、自らの心臓を運ぶがごとく大切にせねばならぬ。そのようなことに、そちは再び挑む気はあるか?
ではこの新しく、神聖で、特別な花をそちにさずけよう。わらわが以前に申したとおり、運ぶ際は自らの心臓のごとく大切にあつかうのだ。
運んでいる最中に傷を負ったり、あの獣に乗って移動したりすると、この花は傷んでしまうぞ。
そちを信頼することは以前よりも難しくなったが、それでもそちには期待しているぞ。
彼女の墓は女王の古い静養所の中にある。
ここからは遠い道のりであり、それがどれだけ危険な道のりかはそちもすでに知ったはずだ。
より念入りに注意を払っていくがいい。
…ワイ。また破壊されてしまったのか。また稀少で、貴重な花が、台無しになってしまった。
代わりの花を、わらわは持っている。しかし…そちには理解してもらいたい。これは貴重で、神聖で、繊細な花だということを。わらわはこの花を手放したくない。
しかし愛する者のためなら、わらわはすべてをささげる。そのようなことに、そちは再び挑む気はあるか?
ミィ? そちは成しとげたというのか? まことか? この世界は残酷で、容赦なき場所にも感じたが…なんと偉大なる思いやりの心よ。
たとえ永劫の時が流れても、わらわの愛は彼女の心を知るであろう。
終わりにできるのか? 悲しみは、終わりにできるのか?
ウルルル、わが愛しき者よ。わらわもまた終わりを迎えることができよう。
ウルル…ネメノウ…釘…爪…なぜそうなのだ?