人の善意と悪意が込められた作品!最後には心温まる物語!
ど~も!最近steamのゲームが楽しすぎて積みゲーが増えているぷちなまです。
Chilla’s Art(チラズアート)さんの最新作「幽霊列車 The Ghost Train」のストーリー、あなたはしっかり把握できましたか?
今回はそんな方のためにわかりやすくストーリーをまとめてきました。
「プレイしたけど意味わからん」「「どんな物語だったっけ?」そんな思いをしている方は、この記事でサクッと復習してみましょう。
未プレイの方はまず、レビュー記事からどうぞ!
完全にネタバレ要素を含みますので、是非ともプレイ後に読んでいただくことをオススメします。
クリア後にストーリーを確認したい方、考察をしたい方向けの内容になるのでご理解の上進んでください
「幽霊列車 The Ghost Train」ストーリー!
7月24日
仕事を終えた田中謙介はいつも通り終電に乗って家に帰ろうと駅にたどり着いた。
彼にとってはいつもの日常。電車が到着するまでにはまだ少し時間がある。
そしてこの時間は決まってお腹が痛くなってしまう。喉も渇いたしタバコも吸いたい。
待ち時間でこの3つを済ませるのが謙介のお決まりらしい。
全てが終わるころにはアナウンスが流れ、列車が到着した。
相変わらず乗客は少なく、いつものお気に入りの席である2両目の左のシート奥の角の席に座る。
いつの間にか眠ってしまったのか、目を覚ますと目の前に蝉(せみ)がいた。
それよりもいつも降りる駅を電車は止まることなく通り過ぎてしまった。
不思議に思ったが、いつも同じ車両に乗り合わせているOLに聞いてみることにしよう。
彼女とは毎回顔を合わせるが、話すのは初めてだった。
彼女が降りる駅とは違うので気にしていなかったらしいが、確かに駅を通り過ぎたらしい・・・。
あきらかに疲れた顔をしているOL。車掌に話を聞きに行こう。
先頭車両に向かう途中ドアの前に虫かごを持った男が立ちふさがった。
「蝉が逃げ出したっぺ」「3匹も逃げ出したっぺ」
どいて欲しいというこちらの願いもむなしく、声が届いていないようだ。
道を開けてもらうため、仕方なく車内に逃げ出した蝉を捕まえて彼に届けることにした。
蝉は大嫌いだ。嫌な昔を思い出す・・・。
無事に運転席にたどり着き、事情を車掌に伝えると疲れてぼーとしていたかもしれないと言われた。
賠償金を支払ってくれると言うので、連絡先を教えた。
事件などではないらしい。それよりも明日の仕事が憂鬱だ・・・。
7月25日
いつもの駅にたどり着き、いつものルーティーンを行い、いつものお気に入りの席に向かった。
いつものOLも乗っている。昨日の事件のこともあるし話しかけてみることにした。
「昨日は無事に帰れましたか?」「はい、残念ながら・・・。」
不思議な答えに話を聞こうとしたが、いまさら話すことはないらしい。「手遅れ」
話したくないというOLを後にし、いつもの席に座った。
目を覚ますと目の前には風車を持った一人の女の子が立っていた。
窓にいた蝉を追いかけていたらパパとはぐれてしまったらしい。
毎日スーツを着ていたパパと同じ格好をした私を頼ってきたようだ。
パパの顔を忘れたと言っていいる女の子。手当たり次第に電車に乗っている男性に声をかけたがパパは見つからなかった。
振り返るといたはずの女の子がいない。見つけた女の子を追いかけていくと、荷物置きに寝ていた酔っ払いが落ちてきて気を失った。
目を覚ますといつもの席。どうやら夢と現実の区別が出来なくなっていたようだ。
7月26日
この日もいつものルーティーンをこなしていく。電車に乗り込むといつもの席へ。
今日は珍しくいつものOLが乗っていない。いつもの席で降りる駅までの時間を過ごしていた。
すると突然、車内の電気が消えた。時間を見てみると2時半、到着時刻をとっくに過ぎている。あきらかにおかしな状況・・・。
この異変を車掌に話すため先頭にたどり着いたが、ドアに鍵がかかっていて話が出来ない。
すると車内には1人の女性が立っているのに気付いた。
この異常な状況でも、慌てている様子は見られない。「どうしましたか?」
突然話しかけてきた女性に状況を話したが、「何か聞こえませんか?」「音が聞こえるならどんな順番か教えて下さい。」
各車両ごとに聞こえてくる音が違う。蝉・寺の鐘・夏祭り・森林・海辺。
女性の質問に答えると、彼女はヒントを教えてくれた。「今、列車におじいさんが乗っています。」「彼が何か知っているはずですよ。」
すると車内の電気が点いた。よく見ると彼女の横に籠があり、子供のように可愛がっている猫がいた。
教えられたヒントを元に車内を歩いていくと、一人の老人が椅子に座っていた。
女性に言われた通り話しかけてみると、その老人は高校でトラブルメーカーの謙介を救った清水先生だった。
なぜこんな深夜の電車に乗っているのか?寝る前に終電に乗ることが趣味らしい・・・。
事情を話すと、終点に着く前に電車を降りろと言われた。(清水先生の目的地は終点。)
これから3つの駅に止まるらしい。しかし正解は1つだけ。「最初の駅で聞いた音が聞こえてくる駅で降りるのじゃ」「そうしないと後でワシはおぬしを導くことが出来ん。」
謙介は先生に言われた通りの駅で降り、帰路についた。
8月6日
あれから何事もなく過ごしていたが、この日は些細なトラブルに巻き込まれた。
いつも通り電車に乗ろうとしたがカードが使えない。近くの駅員に聞いてみたが、カードの交換は日中のみで、切符を買うしかないらしい。
切符を買って改札に戻ると駅員の姿は消えていた。
買った切符で改札を通り、ホームに降りると降りてきたエスカレータの上の電灯が激しく点いたり消えたりしている。
見上げたその場所には女性の上半身らしき黒い影がこちらを見ていた。
無事に電車に乗り、いつもの席に座っていたが、また降りる駅を通り過ぎた。
今度は車掌にキツく言わなければ!向かった運転席には車掌の姿はなかった。
それどころか運転するためのカギすら刺さっていない!運転席を出ようとしたがドアは閉ざされていた。
その瞬間、少女らしき姿が電車の前に飛び込み、「ドン!」鈍い音がした。
車内に戻ると電気は赤く染まり、床は濡れている。
窓の外には車内で会った人たちが映っていた。(それぞれの関連アイテムを椅子に置いていく。)
そして電車は止まった・・・。
きさらぎ駅
電車を降りると辿り着いた場所は「鬼駅(きさらぎえき)」周辺には古びた家屋が立ち並び、非常に不気味な雰囲気を醸し出している。
待合室にはなぜか清水先生の姿があった。「たどり着いた様じゃな。」
「ここはおぬしが来るような場所ではない」「おぬしは家に帰った方が良い。」と先生は言った。
帰る方法がわからないと答えると、今すぐ家に電話をするように教えてくれた。
駅を出て線路を歩いていくと、脇に電話ボックスが見える。
手持ちの小銭は10円玉のみ。緊急ボタンがついていない公衆電話だった。
家には誰もいないはず・・・。そう思いながらも清水先生に言われた通り家に電話をかけてみた。
「もしもし」女性の声が聞こえてくる。「どちらさまですか?」
その優しい声には聞き覚えがあった。2年前に失踪したはずの妻「栄子」の声・・・。
頭が混乱して言葉が全く出てこない。目からは涙があふれてくる。
栄子も謙介からの電話に驚いているようだ。
「どこにいるんですか?」「きさらぎ駅ってとこにいるよ。」「えっじゃああなたも悪いことを・・・」
栄子は前に来たことがあるらしい。そして迎えに来てくれることになった。
線路を歩きながら栄子を待っていると、目の前に車のライトが見えた。
ほどなくして降りてきたのは、変わらない妻の姿だった。
その姿を見た謙介は、思わず妻に抱き着いて泣いた。栄子はそんな謙介の背中を優しくなでてくれていた。
2人は手を取り、少しドライブを楽しんだのち謙介を前で下した。「あなたがここに来るのは早すぎるわ」
追いかけようとすると、そこにはもう妻が乗ってきた車はなかった・・・。
俺は今も変わらない日々を送っている。
まとめ・感想
今回は「幽霊列車 The Ghost Train」のハッピーエンドのストーリーをまとめてみました。
正直この記事よりも実況者の配信を観た方がわかりやすいですし、自身でプレイする方がこのゲームの楽しさを最大限に楽しめますが考察の参考にしていただければと思います。
ほどよいドッキリ要素と謎解きが入っているので、未プレイの方は実際にストーリーを体験してみて下さい。
色んな考察がされてる中で、アップデートで追加されたエンディングの内容を書いています。
ストーリーをおさらいして、あなたなりの考察のお役に立てれば幸いです。
次はぷちなまなりの考察を書いていこうと思いますので、気になる方はお楽しみに!