過去の悪事から迷い込む審判の鬼駅「幽霊列車 The Ghost Train」【感想・評価・レビュー】

ホラー

罪を犯した人が集まるきさらぎ駅。そこで死んだ妻と再会した。

どーも!新作ゲーム大好きなぷちなまです。

今回は、個性的な和風ホラーをハイペースで作り上げているChilla’s Art(チラズアート)さんの最新作「幽霊列車 The Ghost Train」を紹介していきたいと思います。

ジャンルは和風ホラーをテーマにしたサイコロジカルホラーゲーム。

前作の行方不明から1カ月ちょっとで販売されるという早さ!あまりに早すぎるので内容が気になりますが、310円という安さは相変わらず良心的。(販売直後は10%OFF)

steamのレビューでは良いレビューも悪いレビューも書かれていて賛美両論でした。

私の評価としては、考察が好きな人にはオススメですが、ホラーゲームの怖さを求めている人には物足りない部分が多いと思います。

ここで全てを語ると長くなるので、面白さや不満点などわかりやすく書いていきましょう。ストーリーや考察の記事も書こうと思ってますので、興味のある方はお楽しみに。

ストーリーをまとめた記事はこちらから(ストーリーをまとめ!「幽霊列車 The Ghost Train」を振り返ろう!)

それではあるサラリーマンに訪れた不思議な電車の物語「幽霊列車 The Ghost Train」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。

※少なからずネタバレを含みますので、未プレイの方はご理解の上お進みください。




かんたんなストーリー紹介!

主人公の田中謙介は保険会社で営業部長をやっている42歳。

彼はいつも通りの終電で、お気に入りの席に座って帰宅する毎日。

いつも乗っている話したこともないOLと顔を合わせながら、降りる駅に着くまでいつも通りの時間を過ごす。

しかしこの日は違っていた。いつも停まるはずの駅を列車は停車する事無く突き進んでしまった。

いつもならあり得ない現象。この日から恐ろしい異変が始まり、電車は辿り着いてはいけない終点を目指して走り始めていた・・・。

この作品の楽しみ所!

いつもの日常から変わっていく怖さ!

主人公の田中謙介が帰宅するためにいつも乗っている電車。そんな日常が徐々に恐ろしい出来事が起きる場所に変わっていきました。

その変化は最初は間違いや違和感みたいなものから始まり、少しずつ激しさを増していきます。

それは夢なのか現実なのか?わからなくなるほど奇妙な出来事の連続です。

蝉を逃がして慌てる男や父親を捜す女の子、激しく点灯する電気の下に現れる上半身だけの女性や電車に飛び込む少女などなど・・・。

登場する人物もかなり挙動不審なんですが、私の周りでも理解できない行動をとる人がいるので現実味があり、「変な奴」から違和感に変わっていく不気味さがありました。

中にはネタ的な人物もいますが、人間味を感じさせる存在と明らかに違う存在が一緒にいることで、独特の恐怖感が伝わってきます。

そして辿り着いてはいけない鬼駅(きさらぎえき)に降りた時全てが繋がっていくので、ぜひとも主人公を含めた登場人物の背景を考察して楽しんでいただきたい。

考察したくなる登場人物の関係性と主人公の悪

今作での登場人物は全てが主人公と関わっているわけではありませんが、おそらく同じ共通点がある人物だと考察できます。

それは過去に罪を犯したであろう人達。はっきりいって、1周目は意味不明な部分が多く、作品の世界観をしっかりと楽しめないかもしれません。

主人公は小学生の時に同級生が学校に持ってきていた「蝉(せみ)」を殺してしまった過去があります。

たかが蝉を殺しただけ?そう思った方も多いでしょう。

ストーリーが進むごとに、その蝉が同級生にとってどれほど大切だったか。その事件がきっかけで、同級生の人生が大きく変わったかが語られていきます。

「たかが蝉で人生が変わる?大げさすぎるだろ!」そう思った方はプレイして考察するか、ネタバレありの記事を読んでいただきたい。

些細なきっかけや後ろめたさから大切な人と疎遠になってしまう経験は、理由は違えど多くの人にあるのではないでしょうか?

話はズレましたが、今作では登場人物が過去に犯した罪について考察する事が非常に楽しい作品です。




不満な声が多い支援者の広告

Chilla’s Art(チラズアート)さんの作品をプレイしたことがある方なら必ず目にした事があると思いますが、幽霊列車には多くの支援者の広告がいたる所に登場します。

カメオ広告というのをご存知でしょうか?毎月一定金額以上の支援を行っている方を、作品の中に登場させているんです。

安いとはいえ、お金を出して買ったのに広告だらけのゲームなんて好感を持つ方は多くないでしょう。

steamのレビューにも「世界観を壊してる!」「いやでも目に入ってきてウザい!」などの声があることも確かです・・・。

正直過去作では私も同じ印象を持ちましたが、今作の幽霊列車では非常に面白かったので楽しみポイントに入れています。

駅のホームや電車の中吊り広告などは現実世界でも目に留まるように派手なものが多いですが、支援者の広告もしっかりと派手なのでプレイ中は現実世界と異世界の堺が曖昧になってきました。

しかも面白いアレンジが加えられていて、考察のための集会では自分の知っている実況者がどんな形で登場しているのか楽しんで探していました。

カレーやドリンク剤の広告に変化している実況者には、ホラーゲームなのについつい笑ってしまった・・・。

こういった支援者の方々のおかげで安く購入できているのなら、感謝するしかありませんね。

あなたも自分が知っている実況者が何人登場するのか?いったい何の広告になっているのか探してみていただきたい。(これは正直欲しかった・・・。極激辛求ム!)

この作品のここが残念・・・。

私的には非常に楽しめた作品なのですが、正直誰にでも遊べてしっかりと面白さが伝わる作品ではないような印象を持ちました。

ホラーゲームとしての恐怖を求めている方には物足りなく、考察が好きではない方にはストーリーは意味不明な部分が多い・・・。

自分の頭の中で色んな接点を繋げていって、世界観をを想像することでこの作品の面白さが分かってくるでしょう。

多くの人生経験をしている多い方や想像力が豊かな方に向いている作品のように感じます。

結論として、しっかり楽しまないと伝わってこない面白さが所があるという事で残念ポイントとして書きました。

過去の罪を償うための煉獄をイメージさせるきさらぎ駅、蜘蛛の糸を連想させる電話ボックス。幽霊列車は考察するの楽しいですよ~

まとめ

1人の中年が電車に乗って帰るという日常を、過去の罪という引き金で不思議な世界に迷い込ませた「幽霊列車The Ghost Train」は非常に楽しめた作品でした。

一周のプレイ時間は1時間半ほどなので考察もしやすく、色んな楽しみ方が出来る作品です。

どことなく不気味な雰囲気と多少のびっくり要素があるので、怖くてホラーゲームをプレイ出来ない!なんて方にも遊べる作品ではないでしょうか?

そしてこの作品で支援者の数が増えてきている事が伝わってくるので、このまま広告が増え続けるといったいどんなゲームが出来上がるのか気になる所でもあります。

300円ほどでこれほど遊べたなら文句なし!これからのChilla’s Artさんの作品も楽しみです。

本編のストーリーをまとめているので気になる方はこちらから(ストーリーをまとめ!「幽霊列車 The Ghost Train」を振り返ろう!)

考察した記事も書きあがり次第上げたいと思いますので、良かったらそちらもみて下さい。




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