懐かしさにを感じた瞬間。それが再びプレイする時だ!
どーも!最近レトロゲームのシンプルさが恋しくなったぷちなまです。
今回プレイしてきた懐かしのゲームはPCエンジンの名作「ビックリマンワールド」。1987年10月30日にハドソンから発売されたアクションRPG作品になります。。
元はアーケードで「ワンダーボーイ モンスターランド」として稼働していた作品が、移植される際にビックリマンに登場するキャラに変えて発売された面白い作品。
面クリア方式のアクションRPGなんですが、剣による攻撃の他にも魔法や盾による飛び道具の防御など、完成度は非常に高い!
多くのレトロゲーマーの思い出に残っている作品に間違いないでしょう。
それでは多くの名作を生んだワンダーボーイシリーズの移植作品「ビックリマンワールド」の面白さを、感想と共にレビューしていきますのでお付き合いください。
簡単なストーリー紹介!
主人公のヘッドロココは、スーパーゼウスに命じられた。
「このゾーンの運命はお前の活躍にかかっている。」と・・・
平和を乱す始祖ジュラを倒し、平和を取り戻してくれ。
ロココは始祖ジュラを倒すため、旅に出る。
この作品の楽しみどころ!
色んな所に登場するビックリマンのキャラ!
今作ではタイトル通り、ビックリマンのキャラが至る所に登場!
主人公はヘッドロココ、そしてスーパーゼウスの命により始祖ジュラを倒す物語なのですが、他にも敵や味方に色んなキャラの姿を見ることが出来ます。
味方としてシャーマンカーンやヘラクライスト、敵としてサンタマリアや魔性ネロなど、当時を知っている方が少年期に戻るには十分すぎる懐かしいキャラ達。
モンスターランドを遊んだ方も、ビックリマンが好きだった方も、懐かしさに浸れる神ゲーでしょう。
当時クリアできなかった方は、ラスボスの「ブラックゼウス」を大人になった今、討伐しましょう!
成長していく主人公
主人公のヘッドロココはスタート時、パンツしか装着していないド変態!
スーパーゼウスから剣を受け取り、敵を倒してお金を貯め、武器や防具をそろえて強くなっていきます。
受けるダメージを減らす防具から揃えるか、攻撃力重視の武器から揃えていくかはあなた次第。
ちなみに揃えられるのは、ソード・よろい・シールド・ブーツの4種類と、回数・時間制限付きのヘルメット・ガントレット・ウイングブーツ・不思議なマントがあります。
さらに消費型ウェポンとして、爆弾・竜巻・ファイア・サンダーが使えるので、ここぞというときにしっかり使っていきましょう。(爆弾以外の威力は武器と同じ威力です。)
どうしても倒せないボスがいるなら、大事にため込んだウェポンを使いまくってゴリ押しで倒すのも、一つの戦法!
序盤は非常にダサい装備ですが、伝説の装備を手に入れるころにはめちゃくちゃカッコいいので、必ずそろえていただきたい。
難しい。だが・・・
装備を強くして成長し、敵を倒していくシンプルな操作性のゲームなんですが、難易度はかなり難しいです!
当時クリアできなかった方も多いでしょう。
「モンスターランド」の移植作ですが、「ビックリマンワールド」になったときに難易度が難しくなっているので仕方ない・・・。
しかし理不尽な難しさではなく、敵の動きに対応した動きをしっかり行っていけば、必ず倒せるようになります。
ただ、最終ステージは正解ルートを選ばなければ迷いまくる上、倒してきたボスたちも当たり前に登場してくるので、心して挑んでいただきたい。
ビックリマンワールドのここが残念・・・。
ヘッドロココがロココじゃない!
これは当時から言われていたことなのですが、他のビックリマンキャラは2Dながらしっかり再現されているのに、主人公のヘッドロココだけが面影すらない・・・。
当時を知る方はヘッドロココのカッコよさを知っている方は、非常に残念な部分でしょう。
ヘッドと呼ばれるレアキャラの中でも、異彩のカッコよさを誇っていたキャラだけに非常に残念・・・。
ビックリマンファンの方は、ヘッドロココのビジュアルには期待しないで遊んでいただきたいです。
雑魚キャラは良くも悪くもそのまま・・・
ヘッドロココを助けてくれる味方や、敵のボスはビックリマンのキャラに変えられているのですが、登場する雑魚キャラはモンスターランドのまま。
容量が少なかった時代なので仕方ないのでしょうが、ここまで悪魔キャラに変えられていたら、もっとビックリマンファンを喚起させたことでしょう。
キノコの代わりに「たぬ鬼」や小鬼の代わりに「赤青魔鬼」なんか登場してくれると嬉しかったな~。
あなたも登場する敵キャラがどの悪魔がぴったりなのか、想像して遊んでいただきたい。
他の移植作・関連作品
今作のビックリマンワールドは、「ワンダーボーイ モンスターランド」の移植作なのですが、実はファミコンにも移植されていたことを知っている人は意外と少ないんです。
そのタイトルは「西遊記ワールド」。なぜか中華風に替えられたモンスターランド・・・。
システムや流れはそのままなのですが、雰囲気は全くの別物です。
知らなかった方は、一度その違和感を体験していただきたいですね。
そして「ワンダーボーイ モンスターランド」は続編なんですが、ワンダーボーイは「高橋名人の冒険島」の原作ということも知っておきましょう。
そして「モンスターワールドシリーズ」として他ハードでも出ているので、興味を持った方は要チェック!
まとめ・感想
レトロゲームとして多くの方の少年時代を楽しませてくれた「ビックリマンワールド」は、大人になった今でもしっかり楽しめる神ゲーです。
もちろん当時を知らない方でも、しっかり楽しめるので多くの方に挑戦していただきたい作品。
隠し部屋などの要素もあるので、クリア後は色んな所を探してみるのも楽しいですよ。
思い出を振り返りながら全11ステージを攻略して、当時の楽しさを思い出しましょう!
PS4やswitchでも「SEGS AGES」でモンスターランドが購入できるので、アーケード版に思い入れがある方はそちらを遊んでみてはいかがでしょうか?