レトロの中に迷作アリ?バカゲーも登場するまとめその3
ど~も!ぷちなま(@Gamer’s Life)です。
「PCエンジン」で発売されている全タイトルまとめとして、今回は発売日順から21~40作品のHuカードを紹介していきます!
アーケードからの移植作品やバカゲーなどもあり、個性的な作品が多いまとめ記事になりました。
Huカード・SUPER GRAFX・CD-ROM²・SUPER CD-ROM²・高額レアソフトまとめ・非公認ソフトもまとめていきますので、PCエンジン好きの方は楽しみにしておいてください。
それでは1987年に発売された名機「PCエンジン」のHuカードタイトルを21~40まで紹介していきましょう!
※Hu CARD~非公認タイトルまで全てのソフトを紹介しているタイトル一覧・早見表はこちら!
Huカードタイトル No.41~50
発売日/1989年4月19日 価格5200円 メーカー/メサイヤ ジャンル/アクション
PC88で発売された「アッシュ」をPCエンジンに移植したアクションアドベンチャー。
大地震により壊滅になった東京で、地下から突如現れた謎の怪物と超能力を操って闘いを繰り広げる物語。
操作性やグラフィックに不満点が多く、スッキリしない謎ときと幼稚な世界観・・・。かなりのクソゲー扱いをされている問題作です。
クソゲーハンターにしかオススメできないが、怖いもの見たさで挑戦するのもいいかも。
発売日/1989年4月21日 価格5200円 メーカー/ナムコ ジャンル/アクション
舞台上で美少女アイドルがパンチラを披露しながら戦う横スクロールアクションゲーム。
当時では珍しく女性が主人公のゲームとして話題を呼び、舞台の左右から突如現れるカメラ小僧に撮られると恥ずかしがって一定時間動けなくなるという面白い設定が多い。
舞台上に現れるつむじ風に触れることで愛の戦士ワンダーモモに変身でき、フラフープのような「ワンダーリング」を使って攻撃できる。
キャラ作りに定評のあるナムコご乱心の良作ゲー。
発売日/1989年4月27日 価格6500円 メーカー/ハドソン ジャンル/RPG
永井豪の漫画のその後を描いたRPG作品。
シンボルエンカウント方式が採用され、戦闘では行動ポイントを使って移動や攻撃が出来る。
また、時間の概念があるので朝・昼・夜と時間が進み、食料がなくなるとHPが減っていくなどのこだわっている部分も多い。
アニメーションも多く、ストーリー重視で楽しめる作品でしょう。
発売日/1989年5月25日 価格5800円 メーカー/ハドソン ジャンル/スポーツ
3つのプレイモードが搭載された本格ゴルフゲーム。
スイングメーターで打球の強さやフック・スライスが決まり、ゴルフゲームとしてはオーソドックスなシステム。
モードはストロークプレイ・マッチプレイ・コンペティションがあり、キャラによって飛距離やタイミングの合わせやすさが違うところが面白い。
発売日/1989年5月30日 価格6300円 メーカー/ナグザット ジャンル/スポーツ
本物のようにコースがつながっており、上からの見下ろし視点でコースを回るゴルフゲーム。
疑似3Dのショット画面が特徴的で、18ホールをプレイするラウンドプレイではストロークかマッチプレイを選ぶことが出来る。
ナグザットオープンは4日間のスコアを競い、二日間の予選終了時点で8位に入らないと決勝に進めない。
ショット画面だけ見れば良ゲーですが、コースではボールが飛んでいくだけなので物足りない部分が多い・・・。
発売日/1989年6月1日 価格5200円 メーカー/ナムコ ジャンル/アクション
先に移植されたファミコン版より高い移植度でPCエンジンに登場した横スクロールアクションゲーム。
主人公のパックマンを操作し、邪魔してくるモンスターをかわしながら制限時間内にラウンドをクリアしていく。
ステージは自宅からフェアリーの国への往路と、フェアリーの国から自宅までの復路で構成された1トリップ(往復すること)で、8トリップ×4面構成の全32面を攻略していく。
進むだけでなく、家に帰るまでがステージという唯一無二の作品。
発売日/1989年6月19日 価格5800円 メーカー/ビデオシステム ジャンル/麻雀
様々な職業の対戦相手を1人選び、2人打ちで勝負する麻雀ゲーム。
選べる対戦相手はどこか見たことのある人たちばかり。
ノーマルモードと勝ち抜きモードを選べるほか、アイテムを使用することで有利に進めることも出来る。
最終ボスの麻雀仙人を倒せるまで腕を磨こう。
発売日/1989年6月22日 価格6300円 メーカー/ヒューマン ジャンル/スポーツ
大人気作品「ファイヤープロレスリング」シリーズの第1作目。
この作品ならではのリングを斜め上から見下ろすアングル、タイミング重視の技システムや、部位ごとに蓄積するダメージなどシリーズのゲーム性はすでに確立されている。
選べるレスラーは、実在する人物をモデルにした16名と隠しキャラが2名の18キャラが登場!
発売日/1989年6月23日 価格6300円 メーカー/フェイス ジャンル/アクション
特撮ヒーローをモチーフとした横スクロールアクションゲーム。
オープニングではオリジナル主題歌(歌なし)が流されるなど、お約束ポイントがしっかり詰め込まれています。
生身でスタートしてアイテムを取ることで変身。その状態で再度アイテムを取ると武器が使用できるようになる。
赤・青・緑と色によって使用武器が異なり、ステージに合わせた使い分けが非常に楽しい!
発売日/1989年6月28日 価格6700円 メーカー/ビッグ・クラブ ジャンル/シューティング
戦国時代を舞台に刀で戦う疑似3Dアクションシューティングゲーム。
主人公の九条院伊織を操作し、信長が魔空泉の封印を解いたことで現れた鬼と戦っていく。
武器が刀ということもあり、はじめは近接戦闘しかできないが、剣を取得することでショットを発射することが可能に。
この手のゲームとしては珍しく逆走も出来るところが面白い。
Huカードタイトル No.51~60
発売日/1989年6月30日 価格6200円 メーカー/タイトー ジャンル/アクション
メカ忍者を操作し、悪の独裁者バングラーを倒すため戦う横スクロールアクションゲーム。
「NINJYA」か「KUNOICHI」を選べ、苦無による攻撃や防御と手裏剣による遠距離攻撃が出来る。
ロボットっぽさが強く、爽快な忍者アクションは期待しない方がいい・・・。
BGMやSEは素晴らしく、全く救いのないエンディングは多くのプレイヤーから評価された作品。
発売日/1989年7月7日 価格5800円 メーカー/ハドソン ジャンル/シューティング
実写映画「ガンヘッド」がゲーム化された作品だが、タイトルロゴしか共通点がない迷作縦スクロールシューティング。
それでも傑作STGと呼ばれるほど素晴らしく、PCエンジンを代表する良作と言える作品。
同じアイテムを取り続けることで強化され、隠し装備を取得することで8方向に打てるショットはハデで楽しい!
シューティング好きなら一度は遊ぶべき作品でしょう。
発売日/1989年7月7日 価格6200円 メーカー/ナムコ ジャンル/レース
この記事を書くまで知らなかったのだが、8人同時プレイが可能だったアーケード版の移植作らしい。
上下2分割の対戦プレイがが可能で、RPG風のパロディゲームであるクエストモードは非常に面白い!
巨人の星をパロったようなストーリーは、幼少期に夢中になって遊んだ記憶が・・・。
カスタムすることで時速300㌔を超えるスピードで進み、空中でコーナリングする楽しさをぜひ体感していただきたい。
発売日/1989年7月14日 価格5400円 メーカー/NECアベニュー ジャンル/シューティング
カプコンのアーケードゲームをPCエンジンに移植した横スクロールシューティングゲーム。
ボタンによって左右方向への撃ち分けが出来るほか、武器の選択も出来るのが特徴。
合体するとロボットに変形して攻撃が強化され、1回の被弾に耐えられる。
アーケード時代からぷちなまが恐ろしいほど遊んだ思い出の神ゲー!
発売日/1989年7月28日 価格5600円 メーカー/エイコム ジャンル/アクション
アーケードからの移植で、武田信玄を操作して川中島の闘いを突破するベルトスクロールアクション作品。
PCエンジンに移植される際、4種類の技と買い物ができるアレンジが施されている。
グラフィックやキャラ、操作性は非常に雑な作りでクソゲー認定されている作品。
わかりにくい当たり判定と終始単調な戦闘は突っ込みどころ満載・・・。
発売日/1989年8月4日 価格5900円 メーカー/マイクロキャビン ジャンル/アドベンチャー
原作・高橋留美子の漫画を元にし、PCから移植されたアドベンチャーゲーム。
一刻館というボロアパートを舞台に、個性的な住人達のご機嫌を取りながら攻略していく。
コンビニの店員が「うる星やつら」のラムそっくりだったり、トイレで響子さんの下着姿を見れる技があるなど、遊び心満載の作品。
エンディングを迎えるために重要なのは、幼女のかわいいヌー〇写真・・・。
発売日/1989年8月8日 価格5800円 メーカー/ハドソン ジャンル/スポーツ
シリーズ2作目の「パワーリーグⅡ」では、守備画面がトップビューから斜め見下ろし視点に変更されて遊びやすくなった作品。
グラフィックも向上し、ホームランとオールスターモードも追加されている。
シリーズで唯一、たけし軍団をモデルにしたチーム「GUNDAN」が登場するのも注目していただきたい。
発売日/1989年8月10日 価格5500円 メーカー/ナグザット ジャンル/テーブル
トップビュー視点で楽しめるPCエンジン初のビリヤードゲーム。
9ボールやローテーションなど6種類のモードから選んで遊ぶことが出来る。
画面右下の画面でボールの打つ場所を決められ、スピンをかけたりできる本格派。
雰囲気もオシャレなので、時間を忘れて遊ぶことが出来る一作。
発売日/1989年8月25日 価格5400円 メーカー/NECアベニュー ジャンル/レース
トップビューのレースゲームとしてアーケードで稼働し、追加要素を加えられてPCエンジンに移植された作品。
全方位スクロール画面の箱庭タイプで、直角以上のコーナーではギアをLOに落とすことも必要。
オリジナルモードでは公道でかけレースを行い、パーツのチューンナップやメカニックを雇用してF3000の参戦を目指していくRPG風の前日譚が楽しめる。
発売日/1989年8月25日 価格6700円 メーカー/ビッグ・クラブ ジャンル/シューティング
パッケージのイラストが目を引くオリジナルの横スクロールシューティング。
ボタンでサブウェポンを切り替えながら進むことが出来る。
謎解きしないとループしてしまうステージがあったり、真のエンディングを見るためには財宝を手に入れる必要があったりと、こだわっている部分も。
多くの敵が出現してくるが爽快感はなく、いろんなところが物足りないかも・・・。
今回の高額タイトルTOP・3
それでは今回紹介した20タイトルの中から、高額のタイトルTOP3を紹介していきましょう。
(平均価格はAmazon・ヤフオク・駿河屋の販売価格を参考にさせていただいております。)
リストを確認してもらったならわかると思いますが、今回もプレミアソフトはありません。
しかし今回紹介する高額1位の作品は、ぷちなまが一番思い入れのある神ゲーなので、ぜひともチェックしてください!
それでは今回紹介したタイトルの高額TOP3を紹介していきましょう。
※新品は変動が大きく言い値のタイトルが多いため、中古市場価格を参考にしています。
まず第3位にランクインした作品は、海外でも人気の「忍者」が主人公のアクションゲーム「ニンジャウォーリアーズ。
状態によって値段は大きく変動しますが、市場では中古価格で2000~3000円ほどで取引されています。
軽快な忍者アクションを期待してプレイすると裏切られますが、攻撃を受ける毎に服が破れて機械の身体が露出していくのは衝撃的・・・。
大人気アニメがゲーム化したアドベンチャーゲーム「めぞん一刻」が第2位にランクイン。
状態によって値段は大きく変動しますが、市場では中古価格で2500~4000円ほどで取引されています。
ゲーム自体は面白いのだが、グラフィックがかなりお粗末で残念な作品でもある……。
めぞん一刻ファンでグラフィックを求めたい方なら、一度はプレイしていただきたい一作。
今回の高額タイトル第1位は、PCエンジンを代表するシューティングゲーム「ガンヘッド」!
状態によって値段は大きく変動しますが、市場では中古価格で3500~7000円ほどで取引されています。
宇宙空間や機械感がしっかりと伝わってくるグラフィックと爽快感から、根強い人気を獲得している神ゲーです!
今回の要注目タイトル!オススメ作品!
こちらではぷちなまが独断と偏見で選んだ、面白いオススメ作品を紹介していきます。
中にはマニアックな作品も紹介するので、気になったらプレイして共感していただきたい!
今回紹介する作品は3タイトル! それではいってみましょう!
まず紹介するのは、いちおうレースゲームの「ファイナルラップツイン」。
クエスト(RPG)モードがバカゲー過ぎて、完全に個人的な趣味からオススメする作品です。
カスタムしまくって時速300㌔を超えるスピードで走りながら、空中でカーブを曲がる爽快感も味わっていただきたい!
次にオススメするのはモビルスーツに乗り込んで進んでいくシューティングゲーム「サイドアーム」
前・後ろに打ち分けられるショットと、合体するモビルスーツがダサカッコよくて非常に面白い!
横スクロールだけじゃなく、下にもスクロールしていくので潜入している感が凄いんです。
ロボット好き・シューティング好きならぜは遊んでいただきたい。
最後に紹介するのは、舞台劇で悪と戦っていく変身ヒロインのアクションゲーム「ワンダーモモ」。
サイバークロスと迷ったのですが、世界観の面白さとバカゲー感からこちらをオススメします。
下で応援しているパンチラ小僧どもにも注目しながら、一度は遊んでいただきたい迷作。
まとめ
今回も個性的なタイトルが多かったのですが、そんな中にも忘れられない神ゲーがあったまとめ記事になりました。
アーケード版からの移植作品~バカゲーまで面白い作品があったので、好みに合った作品を見つけるきっかけになれば幸いです。
おそらく次も魅力的・個性的なまとめ記事になると思うので、そちらも合わせてご覧ください。
※高額ランキングとおすすめソフトは次のまとめ記事でも書いていくので、未プレイの作品があったら是非確認してみてください!
「【PCエンジン】発売ソフト一覧 ・タイトルリスト 早見表」の記事で全作品の紹介と、今回のような紹介記事のリンクを貼っているので、そちらも合わせてご覧ください。