ハロウネストの過去を紐解く考古学者NPC「レム」
こちらではホロウナイトのストーリーを考察するために、考古学者「レム」との会話をまとめていきます。
個人で考察するためにまとめましたが、同じく物語を深く知りたい方の参考になれば幸いです。
考古学者レムとは、ハロウネストの様々な遺物を集めて歴史を紐解くNPC。
主人公が集めた様々な遺物を買い取ってくれるので、ジオ不足の時には非常に役に立つでしょう。
各キャラの考察詳細をまとめた一覧記事や、ストーリーをまとめた記事もあるのでそちらも合わせてご覧ください。
※そちらの記事には考察内容も多く含まれているので全てが確実なものではありません。各キャラ考察内容まとめ記事も同じで、登場するほとんどのムシを紹介しています。
「レム」とは…
「レム」とは、涙の都で遺物を集めている考古学者NPC。
主人公が各地で集めてきた「放浪者の日誌」「ハロウネストの紋章」「王の小像」「神秘の卵」に興味を示し、買い取ってくれる。
基本的に店から動くことはないが、主人公が「夢見の守護者」を一人倒した後に行くと、書置きを残して店を離れている。
ちなみに遺物の売値は決まった金額で引き取ってもらえるので、その金額とアイテムの総数をしたの表に記載しておきます。
「レム」に売れるアイテムの売却価格一覧
画像 | 名称 | 売値 | 総数 |
放浪者の日誌 | 200ジオ | 14個 | |
ハロウネストの紋章 | 450ジオ | 17個 | |
王の小像 | 800ジオ | 8個 | |
神秘の卵 | 1200ジオ | 4個 |
「レム」との会話まとめ
店内での会話
なんだ、めずらしい品物でも探しているのか? 触るんじゃないぞ! こいつはワシのものだし、小汚しいチビ助に売るつもりもない。
とはいえ、おまえも旅の途中でめずらしい品物を見つけたことはあるだろう? そいつをワシに売る気はないか? 適正価格で買い取ってやるぞ。
この店の品には触るんじゃないぞ! こいつは売り物じゃないんだ。
だが旅の途中で見つけためずらしい品物があるなら、カウンター向こうから話しかけるがいい。買い取ってやってやらんでもない。
この王国の遺物には忘れられた歴史が隠されていることがある。多くの者は遺跡の探索だけが目的で、こういった物には興味を示さないがな。
どいつもこいつも遺跡あさりの盗賊だ! まったく見下げた連中だな。
話はこれくらいにしておこう。遺物を洗浄し、文章を解読せねばならんのでな。さあ立ち去れ! ここは博物館ではないぞ。
ワシの店はすばらしいだろう? ワシは決してここを不法占拠しとるわけじゃないぞ。
ワシが来たとき、この場所はもぬけの殻で、塔の所有権を主張する者は誰も生きていなかったのだ。
この都に住みたいのであれば、ほかの場所を探すがいい。できればほかの建物がよかろう。
ワシは近所づきあいなど求めていない。遺物さえあれば満足なのでな。
フム、どうやら売れるような遺物はなにも持っていないようだな。状態のよい品が見つかったら、ワシのところに持ってくるがいい。適正価格で買い取ってやろう。
おまえの持っている釘は大分痛んでいるな。ところどころ欠けておるし、ワシの店の遺物に劣らぬ年代物だわい!
ワシは武器に大して興味はないから、老いぼれの釘鍛冶のところで見てもらうのがいいだろう。
うぬぬ! いったいなんのつもりだ? そんなひどい臭いをただよわせてワシの店に入ってくるとは!
ここにある遺物はただでさえ痛んでおるのだ。その上そのようなひどい臭いがつきでもしたらたまらん。下水道だかどこだか知らんが、さっさと来た場所に戻るがいい!
頭を整理するために外出中。すぐに戻る。どうしても売りたいものがあるなら、泉の広場にくるがいい
…この小さいのは妙な見た目をしておる…なんとなくどこかで見たような…
「ホロウナイトの記念碑」前での会話
うむ? こんなどしゃぶりの中でなにをしておる?
こいつは見事な噴水だとは思わぬか? こんなずぶ濡れの状態でなければ、もっとこの場所を堪能できただろうがの。
ここに立っている騎士は重要な存在だったようだな。プレートにはその”犠牲”について書かれているが、語り口にはなにやら不吉な印象も付随しておる。
あるいはこの騎士は悲劇的な最期をむかえたのかもしれん。それでもその過程で騎士の目的は達成されたようだがの。
それがどんなことだったのかは、これまでに集めた遺物の中からも導き出せておらん。
ワシはすぐに店に戻るとしよう。ここに長くいると、水に流されて水路に落ちかねんからな。
気が向いたらワシの店に顔を出すがいい。無論、遺物を手に入れていたらの話だがな。ムダなおしゃべりはワシの好むところではない。
…謎の騎士よ、おまえは何者だ? おまえの泉のほかに…なぜ誰もおまえについて語らない?
「放浪者の日誌」を売った後の会話
こうした日誌はワシらより前にここに住んでいた者が書いたもので、彼らの精神を知るための興味深い材料となる。
わりとよく見つかるものだから、大した額は出せんがな。
放浪者の日誌か?
この王国ではさほどめずらしいものではないが、そこに書かれた言葉を解読するのは非常に楽しい行為だ。
まとめて読むと、おぞましい物語が浮かび上がってくる。このハロウネストの遺跡を旅した者の多くは、悲惨な運命をたどったようだの。
また放浪者の日誌を見つけたのか?
こいつは洞穴のいたるところに転がってるから、大した額は出せんぞ。とはいえ、こういったものを買いとるのはワシくらいのものだろうがな。
放浪者の日誌か? よしよし、そいつも残りのものと一緒にしておこう。
こいつの解読はいつになるかのう。洞穴を旅したムシたちの言葉は多岐にわたり、翻訳するには時間と労力がかかる。
放浪者の日誌か?
おまえはそいつを見つけるのが得意なようだの。よっぽどお前の旅は死体に縁があるにちがいない。お前自身が生み出した死体の数も多そうだしな。
またしても放浪者の日誌か?
こいつは伝統的な石板型だな。文字がはっきりと残っている。
その凋落がはじまったころ、この都は石板をやめて、クモの糸で作った紙を用いるようになったのだ。
しかし悲劇的なことに、こうした塔の湿気によってほとんどの紙は判読不可能になってしまった。
放浪者の日誌か?
おまえは石の日誌に関わることわざを聞いたことがあるか?
”危険が身近にせまり、自分の釘がくたびれて役に立たぬときは、自分の日誌をふりかざし、強烈な一撃で敵を打ち砕くべし。”
傑作だとは思わんか? それに真実を突いてもいる。言い得て妙というやつだな。
放浪者の日誌か?
ずいぶん集まったものだな。
全部の解読が終わったら、ワシはハロウネストの死者についてもっとも詳しい学者となるであろう。
放浪者の日誌か?
こんなに集めるとはまったく大したものだ。
おまえはきっと王国の端の端まで旅したのであろうな。
「ハロウネストの紋章」を売った後の会話
この飾りのついた紋章は、王とその騎士の正式なシンボルであり、持ち主にとっては非常に大切なものだった。
王も騎士もいなくなって久しいが、この紋章の持つ価値はいまだ健在だ。買い取る際にはそれなりの額を出そう。
ハロウネストの紋章か? そいつは興味深い。
王国にいた五体の偉大な騎士については知っているか? 彼らはハロウネスト中で敬われており、王国の年代史の中でもしばしば言及されている。個々ではなく、ひとつの集団としてな。
個々の名前や外見などは、歴史から消された状態だ。
彼らが生きたのは相当昔なだけに、もし個々の身元を調べ出すことができれば偉大な発見となるだろう。
またハロウネストの紋章か? よこすがいい。
こういったものを集めるのはいい気分だが、実際大したことがわかるわけでもない。
とはいえ、この美しい輝きはそれだけで美術品としての価値があるがな。
ハロウネストの紋章か? そいつをよこすがいい。
ほかにも売るものはあるか? ないなら、その濡れた小さな身体を動かして、ワシの店から出ていくがいい。
またもやハロウネストの紋章か?
ある者から聞いたのだが、都の入口に大きな騎士の像があるそうだな。あるいは王国の五英雄のひとりなのかもしれん。
自分で見にいきたいところだが、門は長い間固く閉ざされたままだし、あの煩わしい怪物たちをかわして迂回していくのは骨が折れるのでの。
ウム、これもハロウネストの紋章だな。
いずれ店がこいつで溢れるかもしれんな。やれやれ! まさかこんなにたくさん残っているとは思いもしなかったわい。
おまえはずいぶん簡単に見つけてくるようだから、買い取り価格をもっと安く設定してもよかったかもしれんの。
またハロウネストの紋章か? よこすがいい。
ハロウネストの紋章か?
おまえの収集能力は、これまで会った者の中でも一番だな。この調子だと置く場所がなくなりそうだわい!
「王の小像」を売った後の会話
支配者として、そして神としてあがめられたハロウネストの王の象徴だな。不可思議な白い金属でできており、めずらしくて非常に貴重な品だ。
売ってくれるなら、かなりの額を払ってもいい。
王の小像か?
ハロウネストの王はつかみどころのない存在であり、市民からは神聖視されていた。王はその姿をほとんど見せなかったため、市民はこうした小像を介して崇拝をおこなっていたのだ。
まったく見事なしろものだ。今生きている職工で、このようなものを作れる者はほとんどおるまい。
王の小像か?
よく見ると、こうした小像はひとつひとつ微妙に異なっている。一見みただけではわからない、精巧な模様が刻まれているのだ。
おそらく持ち主のために特別に刻まれたのだろう。そうすることで持ち主は、王の全能性の象徴を自分だけの形で得ることができたというわけだ。
また王の小像を見つけたのか?
王宮の跡地を訪れたことはあるか? 都のさらに下、王国の底辺にある。
当時はすばらしい場所だったのだろうが、今はなにも残っていない。
奇妙なものだな。一帯には争った痕跡すらなく、まるですべてが一瞬にして消えてしまったかのようだ。
王の小像か?
よく思うのだが、王は実際どんな姿をしていたのだろうな? 描かれる王は鋭い角のついた王冠をかぶり、威圧的で、輝かんばかりの姿をしているが…
だがああしたものには装飾が加えられているだろう。崇拝を求める統治者というものは、自らの弱い点を隠そうとするものだ。
そこらへんにるムシと一緒にされては、威厳もなにもないからな。
王の小像か?
これだけ像が集まると、ほかの遺物捜索者はワシのことを王の熱狂的な崇拝者と見るかもしれんな!
いや、そんなこともないか。連中は単にワシのコレクションをうらやましがるだけだろう。さあ、もっと届けてくれ!
「神秘の卵」を売った後の会話
おお! こいつは一見単なる卵のようだが、実際はハロウネストの誕生前から存在する貴重な遺物だ!
大金を出すから、どうかワシに売ってくれ!
神秘の卵か? こいつはまた古いシロモノだが、ワシのような職業の者にとってはお宝だな。解読するのは難しく、骨が折れるが、この中には古代の知恵が秘められている。
ひとつ大きな事実として導き出せるのは、この場所にはハロウネストよりも前になんらかの文明が存在したということだ。今の文明を作った連中は、自分たちが最初だと主張しているがな。
こうした卵は、その失われた時代の姿を垣間見させてくれるというわけさ。
また神秘の卵を見つけたのか?
このようなものを2つも所有できるとはな。同業者たちはワシをうらやむだろう。もっともそのために、ワシの財布はずいぶん軽くなったわけだが。
ハロウネスト以前の時代の遺物としては、こうした卵がもっとも人気があるのだ。だがあの時代の遺物はこれだけではない。
ソウルを内包している古い彫像を見たことはないか? この卵より大きく、粗野な形ながら、あれもまた前時代の証明だ。
3つめの神秘の卵というわけか? これほど多く見つけるとは、おまえの探索技術は相当なものだな。
卵というのはモノを保護するための理想的な器だ。ハロウネストでは石板に文字を刻んだりするが、卵の情報保持能力はそれを上回る。その記録は内部に保管されるからだ。
卵を傷つけるわけにはいかんので、ワシは外側の層しか調べることができぬ。だがはるか昔の者たちは、より深い層にある情報を引き出すためのすべを知っていたのだろう。
もしその方法がわかれば、いったいどれだけの発見ができることか!
4つめの神秘の卵か! こいつはまったく予想していなかったな。おまえほど王国の宝を見つけ出すことに長けた者には、会ったことがなかった。
おまえには特別な知覚能力でもあるのか? それとも卵のほうからおまえに吸い寄せられてくるとでも?
ワシの知り合いの中には、こうした卵には意思があるという者もいる。それぞれが持ち主を探したり、拒絶したりするのだと。
しかしはっきりした証拠はないし、ワシ自身疑わしいと思っている。遺物の捜索者というものは、しばしば事実とおとぎ話を混合したりするからの。
まとめ
今回はホロウナイトの過去を読み解く考古学者「レム」の会話をまとめましたが、いかがだったでしょうか?
涙の都の一室で遺物とにらめっこを楽しんでいるようですが、会話の中で勝手に住み着いているという事がわかりましたね。
多くの過去の遺物に囲まれ、洗浄し、文章を一人で解読し続ける「レム」はハロウネストの歴史をどのくらい明らかにしているのか気になります。
そんな部屋から一歩も出ない「レム」ですが、ある時だけその部屋を離れて外出している事が気になりますね…
ここで詳細まで語りたいのですが、考察を楽しみたい方のために控えておきましょう。
もし知りたい方は、各キャラ詳細(考察)まとめ記事までどうぞ!(準備中…)